れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

日本最西端 与那国島の半日放浪記

日本の最西端。
沖縄県 与那国島の訪問記・半日観光記。

 

行ったことのない地に行くのが旅。
日本の最西端、与那国島に行ってきた。

 

♢現地データ(2025年現在)
場所:与那国島(八重山列島の1つ)
住所:沖縄県八重山郡与那国町
人口:約1600人
面積:約28.8㎢
1周:約27.5km
最高標高:231m(宇良部岳(うらぶだけ))
アクセス:飛行機・フェリー
交通手段:バス、レンタカー、タクシー、レンタサイクル

♢距離
東京から約1900km
沖縄本島から約510km
石垣島から約130km
台湾まで約110km
 

羽田空港から石垣島へ、そこから小型機を乗り継ぐ。
東京から5時間かけてたどり着いた。

与那国島は東京から1900km、沖縄本島からでも500km離れた、日本最西端の地。
沖縄からでも東京〜大阪(約550km)くらい距離があるのだから、どれだけ遠いのかがわかる。

この日の最高気温は16℃。
1月の訪問だが、寒さが全くないのは予想通り。
気候は1年を通じて暖かい。この日の気温16℃はそこそこ寒い方に入るそうだ。

 

島の観光手段は、バス、レンタカー、レンタサイクル。
今回はJALが貸し出すレンタサイクルを利用し、半日の与那国島サイクリング旅をすることにした。

 

1周30kmの観光しやすさ

@与那国観光WEBより

島は1周30km、島内には8の字型に道路が敷かれている。中心を境に、東側と西側に分けられる。
聞いたところ、半日観光でサイクリングするには、東か西かの片方がオススメ。
西側が比較的周りやすいとのことだった。

西側は1周約10kmのコース。夕方には島を立つ自分にはちょうど良さそうだ。
空港を出発して祖納➡比川➡久部良➡空港の経路で周ることにした。

 

今回お世話になったのは、JALが行うレンタサイクルサービス。
空港のJALカウンターに伺うと、なかなか本格的なロードバイクを借りられた。
空港の方々にオススメ観光スポットを教わり、いざサイクリングへ。

 

 

ロードバイクで走る与那国島
土地の香りや風を身体で感じながら走るのは、気分爽快で素晴らしい。
海に囲まれた島だから、島内は風が強めだ。でもそれが気持ちいい。
チャリってこんな楽しかったっけ、なんてね。

昼食は祖納にある「てんだ花」さんで与那国そば。
島は、"与那国そば"と"あざみそば"が名物。どの店もランチの時間が短いので、昼食タイムには注意されたい。

 

また、島内は意外とアップダウンが激しい。
島の南側には宇良部岳が連なっており、丘や山などで少しだけ標高が高い。
そこまでキツい坂ではないが、自転車×運動不足の掛け算でちょっと堪えた(笑)。バイクの重量が軽いのと変速ギアが助けてくれた。

 

島の西半分にも、いくつか観光地がある。
ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地となった診療所、比川浜や西崎(いりざき)などを巡っていく。


中でも個人的に興味深かったのは西崎。
ここは、与那国馬という固有の種が放牧されている牧場。島内にはこういう牧場がいくつか存在する。
牧場内を生活道路が通っており、自由に入退場、フリーで見学ができた。
海面から100mの断崖絶壁で草を啄むウマ...というなかなか珍しい光景。穏やかでポニーサイズの与那国馬たちの姿を、間近で楽しめた。

 

日本の最西端の地

辿り着いた、日本最西端の地。
ここは唯一、到達可能な日本の端っこ。石碑が立っていた。

この日この時、日本で1番西にいるのは自分。果てまで来たもんだ。
でも、思えばここには案外簡単に辿り着くことができた。半日とかかってない。
はるか昔に学校で習った最西端の島。
島へ行くことってハードルが高いように思ってたけど、そこまで高いものではなかったな。

 

西崎灯台は、日本最西端の灯台
登れる灯台ではないけれど、ここに来られたのは何かの記念になる。
水平線を見ると、薄っすらと陸地が見えた。111km先の台湾だ。気候といい雰囲気といい、日本のようでどこか日本じゃない感(笑)。

 

また、ここには国立科学博物館のプロジェクトの記念碑もあった。

このプロジェクトは、日本人の祖先、最初の日本列島人の航海を再現したもの。3万年前の船を再現して行った実験航海で、台湾から海流に乗り200km超えの航海を成功させていた。

偶然だが、僕はその実際に航海した船を、国立科学博物館で見ている。
あぁ、あのプロジェクトはここでやったのか。旅先ではこういう思いがけない繋がりや発見があったりして楽しい。

 

最西端の地、風はとても強い。
何も遮るものがないため、海風がストレートにぶつかってくる。展望台の淵に立って海の方へ少し身を乗り出すと、呼吸が苦しくなるくらいに風を浴びた。
決して凪ではない海をよくまぁ渡ったものだ。先人たちとそれを再現した方々への勇気と行動に尊敬する。

 

 

 

最西端を出てからは、海を見ながらゆっくり空港へ戻る。
やっぱり海がとても綺麗。美しい浜を1人でゆっくりする時間も取れた。

 

また、岩肌や荒野など、本州で見るものとも違う自然の様も見られる。
島の自然の美しさは圧巻。バイクで走るから、それらがより肌で感じられたのかもしれない。
この気持ちを言い表せられるほど日本語達者じゃないのが悔やまれる。

 


 

 

半日の滞在で、島の半分を巡った。
島の東側や、現地の方と交流するには時間が足りなかったけど、初めての離島体験にはちょうど良かった。

賑わう観光地も、大きなショッピングモールもなく、島と暮らしがあるのが離島の魅力。
「その土地の雰囲気をちょっとだけ味わって、ちょっとだけカバンに詰めて帰るのが、ひとり旅の醍醐味であり最高の贅沢...」と誰かが書いていたのをふと思い出す。
最高に贅沢な体験をさせてもらいました。

 

 

 

キハ185系 九州横断特急に乗る

JR九州 豊肥本線を走る特急"九州横断特急"の乗車記。

 

肥後国(ひごのくに)熊本と豊後国(ぶんごのくに)大分を結び、九州のど真ん中を突っ切って走る豊肥本線
この路線で運転されるのが九州横断特急だ。

 

この列車の運転開始は2004年。
熊本~大分・別府間を3時間強で結ぶ、ロングラン列車となっている。

担当車両はキハ185系。
JR四国より購入・改装して、1992年にデビューした。
赤と黒の外観は、"特急ゆふ"とデザインの共通化を図ったもの。2018年より改められ、「AROUND THE KYUSHU」と呼ばれる仕様となった。

 

♢車内データ(2025年現在)
座席:2+2配置
シートピッチ:940mm
快適装備:リクライニング
テーブル:座面裏
コンセント:無
車内販売:無

 

木目のインテリアにグリーンの座席が並ぶ車内。九州山地をイメージさせる暖かい雰囲気に仕立てられている。
2004年のリニューアルされた仕様であるが、座席や照明など国鉄生まれの種車オリジナルのものも多い。それなりに年季を感じさせられるけど、明るくてオシャレな印象を受けた。

 

座席。
座った感じは柔らかい。ホールド感よりも座り心地を重視しているような、そんな印象。くたびれ感もあるけど、そこは仕方ないだろう。

シートピッチは940mmと広くはない。
前の座席下に空間があるけど、座席によっては機器が置かれていたりする。必ず足を伸ばせるとは限らない。

テーブルやひじ掛け、荷物棚など、様々な場所に木材が用いられている。オシャレでカッコイイけどちょっと古めかしい...。そこが魅力かなと個人的には思う(笑)。

 

 

 

乗車中は、エンジンの唸る音、停車時のブレーキ音など、気動車の息遣いを感じられる。すなわち静かではないし、そこそこ揺れる。
でも、ローカル線ながら線路状態は悪くなく(失礼)、走行中にジョイントごとに車両が上下に大きく揺れたりはしなかった。さすが本線。

 

びっくりしたのは、停車中の揺れ。
マッサージチェアか!!ってくらいに微振動が身体に伝わってくる。
僕の使った座席がたまたまエンジン直上だった...のかもしれないけど、停車中はとにかくずっと小刻みに震えさせられていた。

 

 

また、車内アナウンスは、JR九州の一般気動車と同じタイプを用いていた。
実はこの列車、特急にしては珍しくワンマン運転。ゆえに、一般気動車と同じワンマン列車向けアナウンスを使っているよう。

バスのようなアナウンス音声が、音割れしたスピーカーより流れる。特急列車らしいゆったりした案内放送ではないので、"特急に乗ってる感"がちょっと薄い。
特急というより、有料快速列車に乗っているような印象が強いかな。

 


 

 

今回乗車したのは、大分~熊本間。
2両編成のこの列車、窓側がほとんど埋まっており、乗車率は5、6割ほどだった。
大きなスーツケースを持った方も多く、自由席より指定席の方が混雑。
このロングランを乗り通す人いるのかなと思ってたけど、それなりにいるのね。需要あるのがちょっと意外に感じられたのでした(笑)。

 

 

今回はこの辺で。

 

 

 

 

ターキッシュエアラインズ A330 近距離用ビジネスクラスに乗る

ターキッシュエアラインズのA330
近距離向けビジネスクラスと、イスタンブール→ロンドン便の搭乗記。

 

 

・搭乗便:TK1971便 イスタンブール(IST)→ロンドン(LHR)
・機材:Turkish Airlines(ターキッシュエアライン) Airbus A330-343(TC-LOC)

 

♢機内データ(2024年現在)
座席:2-2-2配置
フルフラット:×
隣席との仕切り:×
荷物収納:◯
コンセント:〇(変換プラグ必須)
アメニティ:無
機内エンターテイメント:〇(日本語対応)
CAさん、機内の言語:英語、トルコ語
その他:オットマン

 

ワイドボディの機内には、2-2-2配置で革張り座席が並ぶ。
フルフラットにならないのは、短距離路線用の座席シートだから。
国内線と国際線で機材が違うのと同じことで、長距離用と短距離用でそれぞれ座席構成が異なる。
長距離用より12座席多い分、フルフラットが出来ない仕様となっている。

 

それでも足元は広々している。椅子の下には収納式のオットマンも仕込まれていた。
窮屈さは皆無で、くつろぐには充分だ。

機内エンタメはひじ掛け収納のモニターから。日本語にも対応しているのが嬉しい。
難点は、引っ張り出すにはそこそこ重いこと。立て付けもよろしくないし、ボタンや画質も全然ナウじゃない。

 

総じて、時代を感じる非スタイリッシュな座席。でもとても機能的で、工夫を凝らされているのがわかる。
ウェルカムドリンクや豪華な機内食サービスは同じく提供されたので、全く不満はなかった。

 

 

railnoote.net

 

 

以下、搭乗レビュー。

ラウンジで少し寛いでから、早めに搭乗口へ向かう。
国際線では30分以上前から機内へ案内していることが多い。
早めに機内へ向かったつもりだが、ビジネスクラス利用者は大半がすでに着席していた。

まずはウエルカムドリンク。
別記事でも述べたけど、これはレモネードがオススメ。

 

イスタンブール空港を離陸したのは、現地時間で15時半。
ロンドンまで約3時間半、西へ太陽を追いかけるフライトだ。

 

 


離陸から1時間半ほどで機内食が振舞われた。
この時のメニューは、フレンチフルコースの形態にトルコ料理を合わせたもの。
盛り付けといい味といい、一般的な機内食のレベルではない。ビジネスクラスってすごいね笑。
通路を行き来するCAの方達はよく気を配ってくださり、会話にも気遣いがあって暖かい。
食とホスピタリティに力を入れるターキッシュエアラインズ。この感じは日系エアラインのそれとも近く、日本人好みな気がした。

 

 

乗客は英語圏の方が多いようだった。
他にはトルコ語はもちろん、ドイツ語、フランス語、アラビア語なども耳にした。

日本の国際線だと、日本人か行き先の国の人の利用が多いイメージ。ヨーロッパ間路線は実にいろいろな国の方が利用されているようだ。

機内観察と食事を済ませてゆっくりしていると、気づけば着陸態勢、着陸へ。
3時間半はあっという間に経ち、ロンドンヒースロー空港に到着した。

 

 

個人的に、海外エアラインで最も推したいターキッシュエアラインズ。
食事と居心地の良さが日本人好みな気がしている。ぜひまた乗りたいね。

 

 

 

 

キハ261系 宗谷・サロベツのグリーン車の乗車記

宗谷本線の特急宗谷のグリーン車に乗ってきた。

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宗谷本線の特急宗谷・サロベツで活躍するキハ261系0番台。
製造数はわずか12両のみ。大量投入された1000番台とは対照的な、少数派形式だ。

今回は特急宗谷に乗車。グリーン車のレビューを綴る。

 

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♢車内データ(2024年現在)
座席:2+1配置
シートピッチ:1145mm
快適装備:リクライニング、フットレスト
テーブル:ひじ掛けに収納
コンセント:有(窓側のみ)
車内販売:
その他:最前列(壁の目の前)は足元が狭い

 

キハ261系0番台のグリーン車はとてもミニマム。
客室には、3席×3列の計9席のみ、座席が並ぶ。ここまでミニマムな客室はおそらく他にないだろう。

木目と暖色照明で暖かみあるインテリアは、デンマーク国鉄を参考にした北欧デザイン。
いささか殺風景な道北の景色とは、かなり対称的に感じられる。

 

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座席はキハ281系のものをベースに製作されている。
ただし、元となったキハ281系の座席は2010年前後に一新された(そもそもキハ281系はもういない)ため、このタイプの座席を持つのは本形式のみとなった。

革張りで立体的なシートで、グリーン車らしい重厚感。
座り心地はソファのようで、どっしりした構えで受け止めてくれる。
足元は広く、態度大きく構えても余るほど。このゆったり感がたまらない。
肘掛けにはインアームテーブルを装備。コンセントは窓側座席にのみ用意があった。

 

唸るエンジン音をお尻に感じるのは、気動車ならでは。
速いテンポでやってくるジョイント音と揺れ、それをうまくいなして伝えてくれる安定感あるソファ席。
長時間乗車では、もはや寝落ちは必須(笑)。

今回乗車した稚内~札幌間は、在来線昼行特急で距離・時間の長さとも全国2位。
長期戦だが疲労は少なく、敢えてグリーン車に乗る価値は充分あった。

 


ちなみに
乗車したこの日の乗客は自分だけ。
ゆったり優雅に宗谷本線の旅を楽しむことができたのでした(笑)。

 

 

 

 

GRヤリスで行く 八幡平アスピーテラインの旅

トヨタのGRヤリス。岩手県秋田県に跨る八幡平アスピーテラインに行ってきた。

 

八幡平アスピーテラインは、秋田県岩手県を結ぶドライブウェイ。
奥羽山脈・八幡平を横切る約27kmのスカイラインだ。

豪雪地帯ゆえ、1年の半分が通行止めとなるアスピーテラインに、夏の終わりに訪れた。

 

今回の旅の相棒は、トヨタ GRヤリス(MT)。
車重1.1トン、1.6Lの直3ターボエンジンを持つハッチバックスポーツ。豊田会長の肝入りで作られたスポーツカーだ。
MT車を駆り出し、往復1300kmの旅に出かけた。

 

 

 

勝手の良さと運転の楽しさ

おもしろい車だ。
剛性感があって重心も高いのだけど、思いのままに動くし乗り心地も良い。
クラッチは割と浅めに接点があって繋ぎやすく、コクコクと決まるシフトフィールも好みだった。
徐々に加速して2速、3速に切り替える時、過給機のパヒュンという音も聞こえる。
MTのハッチバックスポーツカーは初めて乗ったのだが、使い勝手の良さと運転の楽しさが両立していてとても良い。人気の理由を感じられた。


細かいところを見ると、普通のヤリスと部品共用していることがわかった。
トヨタとしてもこういうクルマは久しぶりに売り出すのだから、コストを抑えたのかな。
マイナーチェンジ版ではより運転しやすいコクピットに仕様変更がされている。出来ればそちらを借りたかったのだが、当日は満車でで利用できなかったorz。

 

 

アスピーテライン

GR86を運転する友人と合流し、岩手県八幡平市からアスピーテラインに入る。

アスピーテラインは、箱根や伊豆スカイラインのような整備されて開けた感じの形態ではなく、もう少しナローで坂もキツく、舗装も粗かった。

シフト・アクセル・ハンドルを操り、えっちらおっちら山登り。
スマートに流す快適ドライブのGTというよりは、操る感じが楽しむドライブロードだ。

そして、GRヤリスの足は、凹凸を上手くいなして伝えてくれる。酔いも疲れもしない。
スコスコMT操作して右へ左へ揺られるだけ。運転の楽しさしか感じなかった。
初めて味わったハッチバックスポーツカーの世界。これはなかなか楽しいかもしれない。


登り初めて30分ほどで、山頂に到着した。

 

 

とんでもない深い山奥に来たような、そんな景色。
深い緑が果てしなく広がり、自分が走ってきた道すら追えない。そんな眺めだ。

ここは標高1600m。
夏真っ只中の8月にもかかわらず、涼しく心地よい風が吹き抜けている。空気も美味しい。なんと心地よく、なんと素晴らしいのか。
運転の楽しさと美しい景色はウワサ通り。
一度走ってみたかったこの道を、GRヤリスとGR86で走破できて光栄だった。


僕に言わせりゃもはや、こういう景色に出会うために生きてるようなもの。
新しい世界、新しい景色を求めて旅を続けたいね。

 

 

 

 

 

 

快速マリンライナー パノラマグリーン車に乗る

岡山〜香川 高松を結ぶ快速マリンライナー
2階建て車両とパノラマグリーン車の乗車記。

 

快速マリンライナーは、本州と四国を結ぶ快速列車だ。
5両または7両で運転され、うち1両は2階建ての車両が連結される。

2階建ての車両は、高松寄りの先頭車にある。
メタナイトのような顔つきが特徴の、JR四国の5000系だ。

 

客室は1階、2階、平屋の3タイプ。
1階のみ指定席、それ以外はグリーン車扱いで発売され、いずれも券売機などで切符を買わないと乗ることができない。
今回は運転席の背後にのみある平屋客室、パノラマシートに乗った。

 

 

♢車内データ(2024年現在)
座席:2+2配置
シートピッチ:1000mm
快適装備:リクライニング
テーブル:ひじ掛けに収納
コンセント:
車内販売:
その他:4席のみ設定、運転席後ろの座席は位置が高い

 

マリンライナーの平屋部分はここだけ。
このわずか4席だけがパノラマシートとして販売される。

 

座席について。

椅子は1階席、2階席と同じよう。
客室で料金が異なるマリンライナーだが、景観の良さで値段が変わるという考え方のようだ。
客室にデッキとを仕切る扉はないが、こじんまりとしていてプライベートある空間になっている。
リクライニング、座面裏テーブルなど、基本的な装備が備わる。なかでも座面スライドは今どき珍しいかもしれない。ゆったりした姿勢を取ることができた。

 

 

 

"パノラマ"と冠するだけあって、展望の良さはとてもいい。
側面だけでなく前面にも大きな窓ガラスがあるのが嬉しい。

今回座ったのは、運転席直後の1番席。
ここの座席は少し位置が高くなっており、運転台が景色の邪魔しない配慮がされている。こういう配慮はありがたいですね。

瀬戸大橋からの絶景と、瀬戸大橋内部を走り抜ける様子をかぶりつき。
存分に楽しむことができるのが、パノラマシートの最大の魅力だ。

岡山から高松まで、あっという間の55分。
お手軽に楽しめちゃう身近さも、個人的に推したいポイントです(笑)。

 


 



●料金について(2024/10/1現在)

マリンライナーの2階建て先頭車に乗ると、乗車券に加えて以下の料金が追加で必要だ。

 

・1F指定席は一律840円
・1F(平屋)展望グリーン席・2Fグリーン席は50kmまで1010円、100kmまで1260円

マリンライナーの全区間(岡山〜高松間)は71.8kmあるため、グリーン席利用なら+1260円となる。


マリンライナー料金は、2024/10/1に値上げされている。以前から利用する者にとっては高く感じると思う。
ただし、この値上げは全国的に行われたものだ。JR東日本の普通車グリーンも同じ値段、同じ値上げがされており、こればかりは物価高だから仕方ないのだろう。

 

 


最後に、コスパ的の面から評価して終わりたい。

総評として、展望グリーン席はとても良かった。
マリンライナーは、瀬戸大橋とそこからの景観が最大の魅力だ。
前と横の両方から景色を楽しめること、展望が見えるような配慮、プライベート感ある半個室空間、といったこれらの要素があって、関東の普通車グリーンと同じ値段。これはここでしか出来ない体験だし、とても乗り得に感じられた。

2階席は、1階席で見られる橋をくぐる車窓との違いを感じられなかったため、個人的には正直ビミョーだった。その点、展望グリーン席は、景色を楽しむ旅人として、また乗り鉄のオタクとしてとても楽しめたので、また乗りたいと思える座席だった。
本州四国連絡の時は、積極的に乗っていきたいですね。

 

 

 


 


・おまけ

 

ふと気になったのは座席区分について。
朝晩は通勤ライナーとしての需要が高いマリンライナー。2階とパノラマ(平屋)はグリーン車料金だけど、1階席は指定席料金になっている。つまり、グリーン料金より安く着席サービスが得られる快速列車、である。これは関東民からすると超乗り得車両に感じられる。JR東日本の2階建て車両は、全て"普通車グリーン車"でありグリーン料金がかかるからだ。

うーん。そもそも、普通車グリーンってなんだ笑?。指定席料金を基本にして、展望が良く人気ある2階はグリーン料金...でイイじゃないか。最初から普通車グリーンでデビューしたからか、違和感を感じなかった。マリンライナーを見て、割高感を意識し始めるという(笑)。

 

サービス面で比較すると、マリンライナーには車内販売がない。
また、着席数を優先したJR東日本グリーン車と比べて、マリンライナーは車椅子用座席がかなり広めに用意されている。車椅子対応トイレも備わっているなど、バリアフリーを意識した車内になっている。

 

マリンライナーE217系グリーン車の兄弟車。ルーツは関東にあるものの、そういったサービスや運用方針の違いも散見されました。

 

 

"世界一周航空券"を買ってみた

スターアライアンスの世界一周航空券を買ってみた。
旅程の立て方から買い方まで綴っていく。

 

世界一周航空券とは、文字通り世界一周する航路の航空券のこと。

ルールは、好きな便・経路で地球1周して、出発地点に戻ってきたら終わり。
料金は定額だが、移動する距離や座席クラスによって差額があるという至極シンプルな制度だ。


本記事では、

 

 

について触れていく。

 

 

1.どこで買うか


この航空券はかなり特殊なチケットだ。
簡単にネットでポチッと買えない。
方法は大きく分けて2つのみ。

A:旅行代理店を通す
B:航空会社の窓口に行く


調べたところ、どうやらBは少しハードルが高いようす。
専門スタッフによるサポートや保険などの付加価値を求めて、今回は旅行代理店を通すことにした。

 

 

2.どれを買うか

 

・3タイプの航空券

どのチケットを買うかと座席クラスを決める。

まずはチケットの種類から。世界一周航空券は、

 

A:スターアライアンス

B:ワンワールドエクスプローラ

C:グローバル・エクスプローラ

 

の3タイプある。

 


まずは、アライアンスについて。
アライアンスとは、世界の航空会社各社が取っている航空連合のことだ。

いわば、チーム制を取っているようなもの。
これがあると、予約が簡単になったり、貯まるマイルに互換性があったり。
いろいろと便利なのだ。

 

世界一周航空券を売るアライアンスは2つ。
スターアライアンスワンワールドだ。
下記の様な違いがある。

 

A、スターアライアンス
ANAシンガポール航空、ルフトハンザ航空、ユナイテッド航空、エアカナダなど28社の便を利用可能

B、ワンワールドエクスプローラ
JALエールフランス、ブリティッシュエアウェイズ、カンタス航空カタール航空などが利用可能

C、グローバル・エクスプローラ
Bの派生系
ワンワールドに加えてジェットスター、ウエストジェットなどが利用できる
より広い範囲の国にアクセス可能

 

それぞれ、移動する距離と座席クラスに比例して価格が上がる点は共通している。

また、各アライアンスに加盟する航空会社なら選び放題、それで世界一周分だけ飛べること、これも同じ。


細かなルールの違いや料金区分などは割愛するが、どれも自分の旅の目的に合わせてカスタマイズできる。
どれを選ぶかは、行きたい国や目的地から考えるのがベターだろう。マイルや就航する航空会社で選ぶのも大いにアリだ。

 

 

今回はAのスターアライアンスを選択。
スターアライアンスで世界一周することに決めた。

 

・座席クラス

続いて座席クラスを選ぶ。
スターアライアンスの座席ごとのお値段は以下の通り。

・エコノミー 約35万
ビジネスクラス 約70万
・ファーストクラス 約115万

この価格を基準に、距離が増えるごとに加算されていく。

 

もしファーストクラスを選んだら、搭乗する全ての飛行機がファーストクラスになるということ。エコノミーならエコノミーだ。
それが地球1周分でこの価格。これは破格と言えるのではないだろうか。

 

 


せっかくなので今回は、ビジネスクラスをチョイス。
スターアライアンスで、ビジネスクラスに乗って世界一周をすることに決めた。

 

 

3.どうやって買うか

いよいよ具体的に話を進める。

 

まずは旅程立てだ。
行きたい国をピックアップして、ルートを考えた。

地球の円周は、約24000マイル。
購入するチケット(最もマイル(距離)上限が低いもの)は〜35000マイルまで飛べる。
10000マイルほどゆとりがあるけれど、アジア・ヨーロッパとオーストラリアは掛け持ちはできない
今回は後戻りや南北移動は控えて、西回りで1周する方針で計画した。

また、スターアライアンスでは、日時と実際の便を使った仮の予定を組めるサイト「Book and Fly」を公開している。
これは想像を形にするのに大いに役立った。

 

 

続いて、それを旅行会社の窓口に持ち込む。

周りたいルートから、それが最適なのか、直行便で行くのか経由便行くのかなどなど、希望の条件と空席状況を見ながら計画を形にしていく。これがなかなか上手く行かないのだが、そこがおもしろい。

「乗りたい便が次に空いてるのは5日後です」なんてケースも多かった。
訪れる順序を変えたり、経由する国を変えたり、その経由地で滞在することにしてみたり。あれこれ相談しながら旅を計画するのは楽しかった。

どうしても行きたい場所、譲れない条件だけ決めて、いくつか別案を持って相談するのがオススメだ。
向こうは旅行のプロ。思わぬ経路や行き先を提案されることもあり、期待が高まる。

 

同時に、保険の加入と現地ホテルの手配などもお願いできた。
代理店にお邪魔したのは3日間ほどだろうか。
スケールが大きい旅なのに、意外と短期間で話がまとまったことに、ちょっとした違和感と怖気づくような気持ち(笑)。

 

 


 

こうして8カ国を巡る30日間かけた日程が完成した。

 

2022/11/09
LH717 2022/11/09 東京(羽田)12:30―フランクフルト19:10 
2022/11/17
SN2905 ブリュッセル15:35―ウィーン17:15 
2022/11/20
OS121 ウィーン7:10―フランクフルト8:40 
LH630 フランクフルト13:30―ドバイ22:55 
2022/11/22
TK759 ドバイ10:10―イスタンブール14:00 
2022/11/24
TK1971 イスタンブール15:15―ロンドン(ヒースロー)16:15 
2022/12/05
AC855 ロンドン(ヒースロー)12:00―トロント(PEARSON)14:55 
2022/12/09
NH109 ニューヨーク(JFK)12:45―東京(羽田空港)17:00

※いずれもすべて現地時間
※日本ードイツはロシア上空通過ルート扱い。実際は太平洋・北極経由。

 

写真は実際に使った航空券。
これを空港で提示すると、航空券を発券してもらえるというシステム。
旅行中、常に携帯しており、荷物タグ控えシールなどもペタペタ貼られていった(笑)。

 

経路を見るとわかるが、必ずしも地球1周分繋がっている必要はない。
ドイツ〜ベルギー間は列車移動を希望、カナダトロント〜ニューヨーク(JFK)間は空席がなかったことから、別で手配して移動した。

また、移動できる距離(マイル)にゆとりがあったことから、
日本→ドイツ→トルコ→アラブ→イギリス
と、少し逆戻りの行程を組むこともできた。

移動マイルに余裕があれば、寄り道もできる。
そこそこ柔軟性がある切符なので、臨機応変に。
フットワークが軽ければ軽いほど、柔軟で楽しい旅程を組めてしまう。素晴らしいチケットだ。

 

ここまでの料金、航空券代に燃油サーチャージや空港使用料、発券手数料など含めた総額は92万円だった。

 


 

地球規模で旅をする。
こう考えて計画する機会は、なかなかない。かなり大変だけど、かなり楽しい時間だった。
例えるなら、いくつも注文住宅を建てるようなイメージだろうか(建てたことないけど)。
普通ならこだわりを詰め込んだ1軒建てるのが、それを同時10軒くらい作るのだ。しかも短期間に。
つまり、夢いっぱいのハードワークであった(笑)。

 

 

航空券が揃ったら、いよいよ旅の準備だ。

訪問国の入国規定を確認し、各種書類を揃えていく。
国際免許やコロナワクチン接種証明など集めて周った。

また、現地の通貨やクレジットカード、治安の良し悪しや水が飲めるかなどの情報も調べてまとめた。
地球の歩き方を何冊買ったことか(笑)。現地での旅程立て、生活習慣、暮らしぶりなど、整理しながらまとめ作業をしたのは、旅先でかなり役に立ったのでオススメだ。

 

 

ふと、ここまでやってみて振り返る。
自分で広げた風呂敷ながら、壮大過ぎて身が引き締まった。
なにせ、筆者にとっては初海外、初ひとり渡航。ドキドキとワクワクと疲労が交互に襲ってくるような感覚だ。
旅行中とは別のハイテンション、ある意味変なスイッチが入った中で、出発までの日々を過ごしたのでした。

 

 

 

さて、こんな感じで航空券の買い方と大まかな紹介は終わりたい。

世界一周を企む諸氏の参考になれば大いに幸いです。

 

 

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寝台特急サンライズ出雲・瀬戸 シングルデラックスに乗る

東京と出雲市・高松を結ぶ寝台特急サンライズ出雲・瀬戸
A寝台個室シングルデラックスに乗ってきた。

 

 

♢車内データ(2024年現在)
座席名:シングルデラックス
広さ:約2.5畳(4.6㎡)
高さ:約1.8m
ベッドサイズ:1960mm×850mm
コンセント:有(100V 1500W)
車内販売:無
洗面台:有(温水も利用可能)
コート掛け:有
アメニティ:有(下記参照)
シャワーカード:付属(専用シャワールームを使用)
アラーム付時計:有
喫煙:個室により可能

 

 

サンライズエクスプレスの最上位の客室「シングルデラックス(以下DX)」。
1編成に3室、連結時でも6室しかない客室は、どの個室よりも広く豪華。ゆえに人気高い客室だ。
入手の難易度が高く、即売状態も多いほど。まさにプレミアでプレミアムな客室であります。

 

室内は、1辺2mちょっとの正方形に近い形で約2.5畳。
サンライズExpで最も幅広のベッドに、椅子とテーブル、洗面台、ハンガーとコート掛け。
ベッド上には、枕と布団、そしてナイトウェアとスリッパ。列車で1泊過ごすのには充分な装備が整う。

 

こちらはオリジナルアメニティ。
これは、シングルDXの利用者にのみ、配られるもの。検札を受けた時に車掌さんから受け取ることができる。


中身は以下の通り。

・入浴用品(シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸、シャワーキャップ)
・歯ブラシセット
・髭剃り用品(T字シェーバー、シェービングフォーム)
洗顔フォーム
・化粧水
・整髪料
・櫛
・タオル
・綿棒
・ヘアバンド
・サニタリーバッグ
ティッシュ
・シューポリッシャー(靴磨きシート)
・シャワーカード

 

ビジネスホテル同様のアメニティが一式揃っている。手ぶらで利用しても困ることがないのがイイ。

また、アメニティにはシャワーカードが付属。シングルDX利用者限定の専用シャワールームで使用可能だ。
購入の争奪戦に臨むストレスがないのが嬉しいですね(笑)。
シャワールームにはドライヤー完備なので、着替えだけ持ってお気楽に。そして空いているのでお気軽に利用できる。

 

 

シングルDXには、禁煙車と喫煙車がある。
この喫煙車、新幹線の喫煙ルームが無くなった今では日本で最後の"タバコが吸える車両"だったりする。
灰皿はテーブルに備え付け。これと寝たばこNGの注意書きが喫煙車ならではの装備だろうか。

車内はタバコの残り香は少し感じるものの、困るものではなかった。非喫煙車の自分でも、特に気にすることなく一晩過ごせた。
ここしか空いてなかったから乗ることに決めたけど、今や最後の喫煙車に乗ったこと、そして切符に印字されるタバコマークなどが記念になるので、これはこれで(笑)。
タバコを吸わない自分でも過ごせるくらい脱臭されていたのが良かった。

 

 

 

 


 

シングルDXは、サンライズExp唯一のA寝台。
A寝台とは国鉄から続く座席区分で、昔の慣わしで言えば一等寝台車にあたる。
B寝台よりは上位クラスの贅沢な仕様、というのがA寝台だ。

ブルートレインなどの定期夜行列車では、A寝台・B寝台とも進化と変遷を辿ってきた。
2段、3段ベッドから個室化が進み、洗面台やトイレなどの設備も付けてと、より豪華に、快適にと変わっていった。

言わばそれらの歴史を辿って行きついた答えが、このシングルDXだ。
すべてA寝台個室のカシオペアの客室も、それに当たるだろうか。

定期夜行列車としてこの上ない機能性と、快適さ。
走るビジネスホテルとして、乗車旅を楽しむ個室として、オススメしたい。

 

 

 


 

 

 

ちなみに、、、

 

乗るなら上り列車がオススメ。なぜなら東京発より比較的取りやすいからだ。

経験的に、東京発は本当にプレミアチケットのように感じる。1ヶ月前の窓口10時打ちでも何度も弾かれた。
しかし、利用した高松発はネット購入でまさかの1発ゲット(笑)。噂通り、上り列車の方が難易度が低いようです。確実に乗るには上りを選ぶ方が賢いかも。

とは言ってもやはり東京発に乗りたい。
こっち方が夜景はキレイだし旅程も組みやすいし、夜の東京を発つという雰囲気にそそられる(笑)。

今回はこのプレミアチケットを入手するラッキーは得られなかったけども、
「旅の最後に楽しみを取っておく」
そんな気持ちで乗るのも良いものだなと感じたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

ルフトハンザドイツ航空 A330-300 ビジネスクラスの搭乗記

ルフトハンザドイツ航空A330-300 ビジネスクラスに搭乗した。

 


・搭乗便:LH630便 フランクフルト(FRA)→ドバイ(DXB)
・機材Lufthansa(ルフトハンザドイツ航空) Airbus330-343(D-AIKG)


♢機内データ(2024年現在)
座席:2+2配置
フルフラット:〇
隣席との仕切り:×
荷物収納:◎
コンセント:〇(変換プラグ必要)
アメニティ:LOCCITANE、枕、毛布
機内エンターテイメント:〇(日本語対応)
CAさん、機内の言語:英語・ドイツ語
その他:ミネラルウォーター、エコバッグ、靴下

 

 

座席は個室タイプではなく、オットマン付きのフルフラット対応のもの。
これはすでに紹介済みのB747-8と同じ座席だ。よって、過去記事も参照されたい。

 

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ちなみにこれは、旧タイプの座席に当たる。
ルフトハンザでは現在、座席や機体塗装を新しいものに変更中だ。
搭乗した機材は新塗装だったのだが、内部は“新ビジネスクラス座席”に改められてはいなかった。
あ、一緒に更新してるわけではないのね。ちょっとガッカリ笑。

 

 

隣席との仕切りはないけど、リクライニング・フルフラット対応で快適な座席。
古さは感じるものの、十二分にくつろげるような工夫は盛りだくさんだ。
枕や毛布などの快適グッズは豊富で、大容量のラゲッジスペースで荷物入れに困らない。
こういった部分も、ルフトハンザ航空会社が高評価を得ている理由の1つなのだろう。

手厚いサービスと豪華で美味しい料理、充分な快適性のおかげで、体に負担がない空の旅を楽しむことができる。
移動に体力を使わなくて済むってとても贅沢だ。

 

 


 

 

 

以下、搭乗レビュー。

 

出発はドイツ フランクフルト国際空港から。
フランクフルト国際空港はとてつもなく広い。
ルフトハンザの自社ラウンジだけでもいくつもある。広い広い空港を彷徨って搭乗口へ。


乗客は、ドイツ語の方、中東系の方が半々と言ったところ。
小さなアジア人は肩身が狭い気持ちである。
いや、胸張って乗ってれば良いんだけど、どうしてもね笑。

 

フライトは約6時間。機内食は1回だ。
離陸後1時間ほどで、提供が始まった。

 

メニューは洋食のみ。
日本路線でもないから、和食には出会えない。
前菜と肉or魚、パンとデザート。フランス料理ベースの洋食が供された。

で、これがまた大変美味で(笑)。
ちゃんと温度があるし、味付けやバランスもちょうど良く、工夫と手間がかかけられていることがわかる。

ビジネスクラスでは食事に困ることがない。そしてどれも美味い。
食事の安心と休息を取れること、煩わしいことが省かれているのは、上位クラス席の最大のメリットといえよう。

 

そしてルフトハンザはドイツの航空会社、ここはぜひドイツビールを味わいたい。
ドイツビールは特徴的な味わいで美味しい。雑味が少なく素直に酔えるような感覚(個人的見解)があり、筆者は結構スキ(笑)。

気持ち良くなってすぐに熟睡。時差ボケを抑えるためにはこれが一番。。。

 

 

着陸が近づく。ドバイが見えてきた。

都市部の周りは真っ暗。
山などの面影もなく、暗闇の中に光る島が浮いているかのような光景。
見たことのない風景に違和感を感じた。

 

ドバイの周りは砂漠と海だ。
発展した孤島があると比喩しても、中らずと雖も遠からずだ。
こういった初めての光景を見て不思議に思うのも、旅の醍醐味。

 

 

この飛行機は、涼しく穏やかな気候のドイツから、ほぼ赤道付近に位置する中東ドバイへと向かう便。
気候がまるっきり違う体験ができるのも、長距離国際線ならではだ。

 

空港へ降り立つと、気候が異なることを一瞬で思い知らされる。
暑いけど、日本と違う乾いた暖かさだ。湿度高めな、まとわりつくような暑さではない。

コートを抱え、腕まくりしながらホテルへ向かったのでした笑。

 

 

 

ドイツ フランクフルトで飛行機撮影

ドイツのフランクフルト国際空港近くで飛行機撮影をしてきた話。

 

筆者は、飛行機を撮るのも好きだ。
海外を訪れるなら、ばっちり飛行機撮影ができる時間を設けてみたい。そんな想いを叶えてみた。

 

 

 

訪れたのは、ドイツ フランクフルト・アムマイン空港付近にある撮影地。
北風、東風の時に離陸が取れるスポットだ。

 

フランクフルト国際空港は、ドイツで最も大きい空港である。
ヨーロッパでもTOP5に入る忙しさで、250以上ある就航都市へ向けて、さまざまな会社・機材が発着する。

ゆえに、日本では見られない航空会社や、日本では珍しくなったジャンボジェットB747などがバンバン飛んでいく。抜群の立地にある撮影地で、1日中カメラを振り回してきた。

 

 

順光時間は午前~昼過ぎ。
上がり角度によって切り位置などは異なるけど、大型機は概ね側面から綺麗に捉えることができる。

滑走路をいっぱいに使って雄大に離陸していく大型機は、いつ見てもカッコイイ。A220などの小型機も、転がってくる機体や駐機している機材も、日本じゃ見かけない会社・カラーばかりで、撮っていて飽きが来ない。

最も見かけるのはやはりルフトハンザドイツ航空ハブ空港なだけあって、発着数が非常に多い。今や少なくなったB747A340といった4発機がバンバン飛んでいく。ファンにとってはたまらない環境であり、おそらく自分は終始ホクホク顔だっただろうと思う(笑)。

 

 


 

最後に、アクセスを紹介。

 

地図で見てもわかる通り、駅からのアクセスが良いのがポイント。
最寄りはDB(ドイツ国鉄)のZeppelinheim(ツェッペリンハイム)駅。フランクフルト中央駅から15分ほどで着く小さな駅だ。

改札も駅員も人気もない閑散駅。駅前は林で、クルマが無造作に止められていた。
林道をまっすぐ進み、高速道路(アウトバーン)を渡る。歩いて15分とかからない、近くて便利な撮影地だ。

 

 

撮影地には広めのデッキが整備されている。台やベンチなどもあって過ごしやすく、とても撮りやすい。
当日はカメラマンから家族連れまで賑わっていた。飛行機を眺めて楽しむ文化(?)は、どうやら海外でもしっかり存在するようだ。少しだけホッと安心しつつ、存分に撮影を楽しんだのでしたとさ笑。