れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

片道GOのススメ —超格安レンタカーで行く大阪の旅―

トヨタレンタカーの片道goというサービス。超格安レンタカーで行く東京-大阪600kmの旅。

 

レンタカーには、乗り捨て(別名ワンウェイ)という制度がある。
借りた場所ではなく、別の店舗へ返すという片道利用のことだ。

乗り捨てされた車は、レンタカー会社が回送業者に依頼し、自社のエリアに戻すのが一般的。だから、乗り捨てには別料金がかかる。

 

片道GOは、「業者に代わって乗り捨てられた車を元あった店舗に返しつつ、クルマを借りる」という制度。

つまり、「〇〇から〇〇に車を回送したいけど、どうせならどなたか乗りませんか」ということ。

借りる店舗、返却地、車種もバラバラ。長距離限定のプランで、東京から静岡・愛知・大阪・東北などなど。誰かがワンウェイ利用しないと生まれない、突発的な商品だ。

 

 

その代わり、料金は非常に安い。
24時間で2200円、48時間で4800円。それぞれ任意で保険料が加算されるけど、それでも破格。

移動したい区間で利用できれば、普通にレンタカーを借りてワンウェイするよりよほどお得なのだ。

 

 

関西国際空港にて

レンタカーは地方ごとに会社が異なり、それらが共同となってレンタカーブランドを運営している。例えば東京でも東京、多摩と分かれているし、千葉や埼玉ではそれぞれ2社ずつ、運営会社が存在する。
クルマはそれぞれの会社所有のものだから、自社の店舗・エリアに戻さないといけない。同じレンタカーなのにわざわざ戻さなきゃいけないのは、こういうカラクリだ。

 

 

筆者がよく使うのは東京-大阪間。
新幹線、飛行機など王道の手段に飽きた時や、長距離ドライブをしたい時に使わせてもらっている。

 

大阪からだと、高速を使っても7時間。
時間がかかるし疲労もある。でも自力でロングドライブを楽しむ醍醐味が、そこにある。

京都や名古屋、箱根など、途中に立ち寄りできるのも大きなメリットだ。

 

 

写真は珍しくRAV4を引き当てた時のもの。まともに借りるとそこそこ値が張るハイクラスレンタカー。これも2200円。お得すぎる。

 

運が良ければ、アルファードやクラウン、ハリアーや86といった高級車やレア車も、片道GOラインナップに並ぶ。人が乗るほど運転も金銭的負担も減らせるのが、車移動の良いところ。

 

 

長距離移動を楽しむ手段の1つとして、ぜひオススメしたい。