TOMIXから再販されたTNカプラー。
先日入線させたSL銀河に取り付けた、という少しマニアックな話。
TOMIXからSL銀河のNゲージが発売されたのは、2023年12月。内外装とも細部にわたって実車を再現した客車と、新規金型で製作されたSLをセットにした素晴らしい製品だった。
そんなSL銀河にどうしても見逃せない欠点が1つだけ。それは、中間連結器がアーノルドカプラーだったことだ。
これはフックで簡単に連結できる反面、見栄えが劣り連結間隔にリアリティがなくなってしまう。交換用に指定されたTNカプラーはあるものの、希少な商品ゆえにSL銀河の発売直後に完売。
それを見てかTOMIXはすぐに再販を発表。24年6月に発売されたものを入手した。
・密自連TNカプラー(SP・グレー)|製品情報|製品検索|鉄道模型 トミックス 公式サイト|株式会社トミーテック
このTNカプラー、名鉄キハ8200系の製品化に合わせて作られたもの。初回発売が22年7月と新しく、公式に取り付け対応している車両が現状ほぼないという代物らしい。
1つ400円と少し値が張るけど、こればかりはまぁ仕方がない。連結面3つ×2の6つ入手し、サクッと交換。
明らかに連結間隔が短くなり、リアルな距離感になった。
カプラーにはジャンパ線が付いているけど、そちらは連結させたら目立たなくなる。他のTNカプラーでも良いんじゃないの...と思うんだけど、取り付け部分の形状などから互換性あるものはないようで...。設計上、どうしようもなかったのかな。
アーノルドカプラーの広い連結間隔で良いと思える愛好家は多くないだろう。これを同時に発売しておいて欲しかった。
某模型店によると、SL銀河発売後は購入が殺到して即売状態だったそう。というか、最初から取り付けて売ってくれ。
ちょっとクレームを書いてしまった。ともかく、SL銀河の編成美を整えられたので、当区での入線整備は完了となったのでしたさ。
今回はこの辺で。