ルフトハンザドイツ航空のA330-300 ビジネスクラスに搭乗した。
・搭乗便:LH630便 フランクフルト(FRA)→ドバイ(DXB)
・機材:Lufthansa(ルフトハンザドイツ航空) Airbus330-343(D-AIKG)
♢機内データ(2024年現在)
座席:2+2配置
フルフラット:〇
隣席との仕切り:×
荷物収納:◎
コンセント:〇(変換プラグ必要)
アメニティ:LOCCITANE、枕、毛布
機内エンターテイメント:〇(日本語対応)
CAさん、機内の言語:英語・ドイツ語
その他:ミネラルウォーター、エコバッグ、靴下
座席は個室タイプではなく、オットマン付きのフルフラット対応のもの。
これはすでに紹介済みのB747-8と同じ座席だ。よって、過去記事も参照されたい。
ちなみにこれは、旧タイプの座席に当たる。
ルフトハンザでは現在、座席や機体塗装を新しいものに変更中だ。
搭乗した機材は新塗装だったのだが、内部は“新ビジネスクラス座席”に改められてはいなかった。
あ、一緒に更新してるわけではないのね。ちょっとガッカリ笑。
隣席との仕切りはないけど、リクライニング・フルフラット対応で快適な座席。
古さは感じるものの、十二分にくつろげるような工夫は盛りだくさんだ。
枕や毛布などの快適グッズは豊富で、大容量のラゲッジスペースで荷物入れに困らない。
こういった部分も、ルフトハンザ航空会社が高評価を得ている理由の1つなのだろう。
手厚いサービスと豪華で美味しい料理、充分な快適性のおかげで、体に負担がない空の旅を楽しむことができる。
移動に体力を使わなくて済むってとても贅沢だ。
以下、搭乗レビュー。
出発はドイツ フランクフルト国際空港から。
フランクフルト国際空港はとてつもなく広い。
ルフトハンザの自社ラウンジだけでもいくつもある。広い広い空港を彷徨って搭乗口へ。
乗客は、ドイツ語の方、中東系の方が半々と言ったところ。
小さなアジア人は肩身が狭い気持ちである。
いや、胸張って乗ってれば良いんだけど、どうしてもね笑。
フライトは約6時間。機内食は1回だ。
離陸後1時間ほどで、提供が始まった。
メニューは洋食のみ。
日本路線でもないから、和食には出会えない。
前菜と肉or魚、パンとデザート。フランス料理ベースの洋食が供された。
で、これがまた大変美味で(笑)。
ちゃんと温度があるし、味付けやバランスもちょうど良く、工夫と手間がかかけられていることがわかる。
ビジネスクラスでは食事に困ることがない。そしてどれも美味い。
食事の安心と休息を取れること、煩わしいことが省かれているのは、上位クラス席の最大のメリットといえよう。
そしてルフトハンザはドイツの航空会社、ここはぜひドイツビールを味わいたい。
ドイツビールは特徴的な味わいで美味しい。雑味が少なく素直に酔えるような感覚(個人的見解)があり、筆者は結構スキ(笑)。
気持ち良くなってすぐに熟睡。時差ボケを抑えるためにはこれが一番。。。
着陸が近づく。ドバイが見えてきた。
都市部の周りは真っ暗。
山などの面影もなく、暗闇の中に光る島が浮いているかのような光景。
見たことのない風景に違和感を感じた。
ドバイの周りは砂漠と海だ。
発展した孤島があると比喩しても、中らずと雖も遠からずだ。
こういった初めての光景を見て不思議に思うのも、旅の醍醐味。
この飛行機は、涼しく穏やかな気候のドイツから、ほぼ赤道付近に位置する中東ドバイへと向かう便。
気候がまるっきり違う体験ができるのも、長距離国際線ならではだ。
空港へ降り立つと、気候が異なることを一瞬で思い知らされる。
暑いけど、日本と違う乾いた暖かさだ。湿度高めな、まとわりつくような暑さではない。
コートを抱え、腕まくりしながらホテルへ向かったのでした笑。