ターキッシュエアラインズのA330。
近距離向けビジネスクラスと、イスタンブール→ロンドン便の搭乗記。
・搭乗便:TK1971便 イスタンブール(IST)→ロンドン(LHR)
・機材:Turkish Airlines(ターキッシュエアライン) Airbus A330-343(TC-LOC)
♢機内データ(2024年現在)
座席:2-2-2配置
フルフラット:×
隣席との仕切り:×
荷物収納:◯
コンセント:〇(変換プラグ必須)
アメニティ:無
機内エンターテイメント:〇(日本語対応)
CAさん、機内の言語:英語、トルコ語
その他:オットマン有



ワイドボディの機内には、2-2-2配置で革張り座席が並ぶ。
フルフラットにならないのは、短距離路線用の座席シートだから。
国内線と国際線で機材が違うのと同じことで、長距離用と短距離用でそれぞれ座席構成が異なる。
長距離用より12座席多い分、フルフラットが出来ない仕様となっている。
それでも足元は広々している。椅子の下には収納式のオットマンも仕込まれていた。
窮屈さは皆無で、くつろぐには充分だ。
機内エンタメはひじ掛け収納のモニターから。日本語にも対応しているのが嬉しい。
難点は、引っ張り出すにはそこそこ重いこと。立て付けもよろしくないし、ボタンや画質も全然ナウじゃない。
総じて、時代を感じる非スタイリッシュな座席。でもとても機能的で、工夫を凝らされているのがわかる。
ウェルカムドリンクや豪華な機内食サービスは同じく提供されたので、全く不満はなかった。
以下、搭乗レビュー。
ラウンジで少し寛いでから、早めに搭乗口へ向かう。
国際線では30分以上前から機内へ案内していることが多い。
早めに機内へ向かったつもりだが、ビジネスクラス利用者は大半がすでに着席していた。
まずはウエルカムドリンク。
別記事でも述べたけど、これはレモネードがオススメ。
イスタンブール空港を離陸したのは、現地時間で15時半。
ロンドンまで約3時間半、西へ太陽を追いかけるフライトだ。


離陸から1時間半ほどで機内食が振舞われた。
この時のメニューは、フレンチフルコースの形態にトルコ料理を合わせたもの。
盛り付けといい味といい、一般的な機内食のレベルではない。ビジネスクラスってすごいね笑。
通路を行き来するCAの方達はよく気を配ってくださり、会話にも気遣いがあって暖かい。
食とホスピタリティに力を入れるターキッシュエアラインズ。この感じは日系エアラインのそれとも近く、日本人好みな気がした。
乗客は英語圏の方が多いようだった。
他にはトルコ語はもちろん、ドイツ語、フランス語、アラビア語なども耳にした。
日本の国際線だと、日本人か行き先の国の人の利用が多いイメージ。ヨーロッパ間路線は実にいろいろな国の方が利用されているようだ。
機内観察と食事を済ませてゆっくりしていると、気づけば着陸態勢、着陸へ。
3時間半はあっという間に経ち、ロンドンヒースロー空港に到着した。
個人的に、海外エアラインで最も推したいターキッシュエアラインズ。
食事と居心地の良さが日本人好みな気がしている。ぜひまた乗りたいね。