東京メトロ千代田線を走っていた06系。写真が出てきたのでご紹介。
東京メトロの車両はバリエーションが豊富だ。メトロの自社車両だけでも様々な形式または同形式でも異なるデザインが多い。千代田線では一時期かなり多くの形式が活躍、10種類ほどの異なる形式が行きかう路線だった。
06系は平成5年に営業運転を始めた車両だ。千代田線の運用数増加に伴い、06系が1編成が増備された。有楽町線に投入される07系と共通設計で製作されている。その頃主力のメトロ6000系は製造から20年以上経過していたので、新形式投入となった。
運用増加に対応して1編成のみ投入されたが、それ以降運用が増加することはなかった。16000系が増備され始めた2015年、さよなら運転も行わずにひっそりと引退した。6000系は長いもので42年間活躍したが、06系はたった22年で形式消滅となっている。
晩年は、故障が頻発していたらしいとの噂で、運用に入らず綾瀬車両基地に留置されることが続いた。また、06系・07系は一般的なロングシート配置(3・7・7・7・3)と異なる4・6・7・6・4で配置。ホームドア導入時に位置を合わせる目的もあり、廃車になってしまったと考えられる。
東西線はワイドドア車が在籍しているためドア口が広めのホームドアを開発・設置されている。そのため07系は廃車を免れたのだろう。
丸みを帯びた車体に、グリーン、白とパープルの帯と異彩を放っていた06系。優しいデザインは多くのファンに好まれ、人気も高かった。
マイクロエースから2度模型化されているが、どちらもプレミア化。特に製品化2回目は改良品と銘打った商品で完成度が高く、オークション等でも手に入りにくくなっている。
メトロシリーズ展開中のKATOさんに期待...ぜひ製品化をお願いしたい。
今回はこの辺で。
東京メトロの車両はバリエーションが豊富だ。メトロの自社車両だけでも様々な形式または同形式でも異なるデザインが多い。千代田線では一時期かなり多くの形式が活躍、10種類ほどの異なる形式が行きかう路線だった。
06系は平成5年に営業運転を始めた車両だ。千代田線の運用数増加に伴い、06系が1編成が増備された。有楽町線に投入される07系と共通設計で製作されている。その頃主力のメトロ6000系は製造から20年以上経過していたので、新形式投入となった。
運用増加に対応して1編成のみ投入されたが、それ以降運用が増加することはなかった。16000系が増備され始めた2015年、さよなら運転も行わずにひっそりと引退した。6000系は長いもので42年間活躍したが、06系はたった22年で形式消滅となっている。
晩年は、故障が頻発していたらしいとの噂で、運用に入らず綾瀬車両基地に留置されることが続いた。また、06系・07系は一般的なロングシート配置(3・7・7・7・3)と異なる4・6・7・6・4で配置。ホームドア導入時に位置を合わせる目的もあり、廃車になってしまったと考えられる。
東西線はワイドドア車が在籍しているためドア口が広めのホームドアを開発・設置されている。そのため07系は廃車を免れたのだろう。
丸みを帯びた車体に、グリーン、白とパープルの帯と異彩を放っていた06系。優しいデザインは多くのファンに好まれ、人気も高かった。
マイクロエースから2度模型化されているが、どちらもプレミア化。特に製品化2回目は改良品と銘打った商品で完成度が高く、オークション等でも手に入りにくくなっている。
メトロシリーズ展開中のKATOさんに期待...ぜひ製品化をお願いしたい。
今回はこの辺で。
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