東京都港区の旧田町車両センター付近で、鉄道開業時の遺構が発見されて話題だ(https://www.tokyo-np.co.jp/article/69843?rct=t_news)。それに関連して、ちょうど先日高輪ゲートウェイ駅へ行ってきたので様子をご紹介。
2020年3月に開業した、高輪ゲートウェイ。上野東京ライン開業に伴い田町車両センターの廃止・縮小で出来た用地に誕生した新駅。この地域一体の再開発プロジェクト"グローバルゲートウェイ品川"と泉岳寺駅付近にあった関所"高輪大木戸"から、公募で順位が低かったにも関わらず高輪ゲートウェイと名付けられた。
駅舎。現代的な造りでデザインは結構好み。停車中のE235系がなんとなくNゲージっぽい(笑)。
隈研吾氏が手掛けた駅舎で、折り紙がモチーフのよう。光を多く取り入られて開放的、日中は非常に明るい。
駅2階から東京方面を望む。2面4線の駅で、品川駅と同様に山手線・京浜東北線でそれぞれホームが分けられている。
京浜東北線ホームから。似たような開放的な駅で田端を思い浮かべるが、高輪Gの方がより明るく近代的な印象を受けた。
4番線(京浜東北線大船方面)側には、東海道線の上り本線を挟んで東京総合車両センター田町センターが見える。東海道線の車両だけでなく、上野東京ラインで乗り入れる常磐線の車両やサンライズ出雲・瀬戸の285系等も留置されている。
この日は横須賀線の新型車両E235系が疎開しているのが見えた。
京浜東北線ホームの東京寄り先端。
品川の地というのを忘れるくらい開けている。
電光掲示板。最新のタイプが使用されている。
開業時に話題となったAIロボットの案内は、終了してしまったよう。
駅2階にある無人のコンビニ。アクリル板か何かが開閉する改札、レジはSuica専用の無人レジ。
この駅では様々な実証実験を行なっており、ショウルームも兼ねているそう。このコンビニやAIによるご案内、新型改札機など、他の駅では見られないような設備が並ぶ。