れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【提灯殺しのガード】高輪橋架道橋へ行く

高輪築堤の出土が話題の高輪ゲートウェイ駅(以下高輪G)周辺。
高輪G北側にあり、"提灯殺しのガード"として有名な高輪橋架道橋に行ってきた。

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高輪橋架道橋は、泉岳寺駅付近にあるJR線をくぐり東西を連絡する区道にかかっている橋のことだ。
かつて使われていた水路を活用し開通したという歴史から天井が低く、故に"低すぎるガード下"として知られている。車の通行ができるが、タクシーの屋根に付いている提灯がぶつかってしまうことから"提灯殺しのガード"とも呼ばれていた。

高輪G周辺の再開発工事のため2020年4月からは車の通行が全面禁止になり、歩行者と自転車の押し歩きのみが通行可能となっている。



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高輪Gから泉岳寺方面へ出て、第一京浜通りを北へ進む。途中右に曲がると到着する高輪橋架道橋。

高輪Gは現在西口方面しか改札がなく(東側ができるか不明)、駅東側には田町の留置線がある。よって高輪橋架道橋へは西側からが行きやすくなっている。やはりこの辺りの東西の行き来に重要な役割を果たしているのだろうなどと考えながら、ガード下西側から撮影を開始。

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先ほどの写真で最も手前に移っているガード柵。錆びたレールを支柱に立っている。

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その鉄のガードをくぐったところ。
ここは山手線・京浜東北線が走行していた位置に当たるが、既に線路やガードが撤去され、頭上が開けている。

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いよいよガード下へ。
やはり低い。Wikiによると高さ1.5m制限があったらしいが、この辺りは1.7mくらいはあるんじゃないかと感じた。場所によって微妙に高さが異なっているよう。

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途中、再び空が開けている場所があった。この辺りは旧田町車両センターがあった付近だろう。

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いよいよガードの下へ。天井には、提灯をこすった後と思われる傷が大量についていた。

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そこから先は出口まで低い天井が続く。皆、軽くしゃがんで歩みを進めるといった感じ。自転車に乗ったまま走る強者もたまに通りがかった。

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夜はオレンジ色のライトが灯って、刑事ドラマの襲われるシーンで良くあるような高架下に変わるらしい。が、工事の蛍光灯で今はそんなことはなさそう。

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途中、壁面には寂れた掲示板があった。相当古いもののよう。

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反対側へ到着。真上には東海道新幹線の高架が架かっている。

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掲示が少なく、こちらからはここが道路ということすらわかりにくい。ちょっと前まで車も通る道路だったというのはにわかに信じがたいレベル。

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橋の名板。

再開発で建設されるの第二東西連絡道路が、この区道の北側に開通する予定である。一部がこの区道と共通区間になるそう。おそらくこの道路・ガード下は拡張されると思うので、この状態なのは長くないのかもしれない。

車が通行可能だった頃に訪れておけば良かったかな...とちょっと後悔(笑)。


今回はこの辺で。




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