TOMIXから発売された117系West Express 銀河が入線した。
117系はKATO、TOMIXが同じ頃に製品化しており競作状態にあり、製品化するならちょうどいいタイミングだった。とはいえ銀河は新規金型は必須、模型では再現が難しい塗装の車両だが、TOMIXが製品化をしてくれた。
乗車の抽選を申し込んだ後に発売発表されたので、当区では願掛けの意味でも込めて模型を予約。抽選に当たって乗車が叶い、今ではもうすっかり銀河の虜(笑)。発売を心待ちにしていた車両がついに入線です。
整備には全く手を付けていないため、取り急ぎ入線報告と製品の写真を貼っていきます。
HG製品で灰色のスリーブケース、ケースのデザインは特別感ある仕様。国鉄車のようにイラストが描かれていないのがちょっと残念だが、これもなかなかカッコ良い。品名の書体が通常製品と異なり、取説でも同じ書体で品名が書かれていた。
色味、雰囲気、なかなか良さそう。付属パーツが多い点は兄弟車の185系と同じ。
先頭にはTNカプラーを装備、ヘッドマークはあらかじめ取り付けられている。
ライトの色味も全く違和感ない。造形も素晴らしい...。
参考までに実車の画像を。
車体の艶や色合いからして、模型で表すのはなかなか難しいんじゃないかと思う。現美新幹線の時も思ったがよくやるなぁと感嘆する。
表記類は綺麗に印刷済み。車番も印刷済みでインレタは付属していない。床下は国鉄車両らしくブラック。
塗料の関係なのか、車体にホコリが付きやすく写真撮影が難しかった。埃付くのはもはや光沢がある車両の模型あるあるだと思う。
全体的に印刷が綺麗。各車両ごとに色が違う扉の差し色も良い。
特徴的な窓配置や各社異なる室内も再現されている。
モーター車は3号車に設定、新しく発売されたM-13モーターが採用されている。中間車にもTNカプラーを採用、安定した出来のパンタグラフ。
実車では屋根上を見たことがないので紫の屋根は違和感だったが、実際ピカピカの状態だとこの色味のよう。
1、6号車のテーブルランプが点灯。このままでも良いけど、室内灯を組み込んだらより映えそう。
E655系辺りから始まった光沢車両の模型再現。KATO・TOMIXから多くの車両が製品化されたが、当初から叫ばれていたホコリ付着問題はやっぱり付きまとってしまう模様。
これは仕方ないことであり、模型にしてくれただけでも良かったと言いたいけどやはり気になってしまう。時間が経てばホコリはつかなくなると期待...。その点を除けば文句ない出来、特に大きな不良も見当たらず、全体的に大変満足!楽しみにしていた甲斐あった品だった。
117系競作の流れのままKATOと競うことになるかと思ったけどそうはならず。後発でもタイプ品じゃ対抗できないしデビューしたての現在の知名度から考えてもとりあえずはTOMIX1社単独か。KATOが本気で作った銀河も観てみたいところではあるけど...。
今回はこの辺で。