他のJRに比べて多くの国鉄型車両を所有するJR西日本だが、そろそろ代替わりのシーズンが近づいてきた。特急型や103系、201系のほとんどが数年以内に撤退することが発表されている。
写真はおおさか東線を走る201系。2008年に一部開業、2019年に全線開業したおおさか東線の真新しい線路・ホームを国鉄型が走るミスマッチ感がおもしろい笑。
関東では2010年頃までに全車が引退した201系。関西ではまだまだ現役であり、おおさか東線と大和路線で活躍。ラッシュ時には和歌山線王寺〜高田と桜井線にも顔を出す。活動範囲は広めといっていいだろう。
吹田総合車両所の奈良支所に所属、6両編成×22本=132両が稼働中だ。全車が明石支所から転属してきた車両たちで、もともとは東海道線・山陽本線で運転されていた。
現在の塗装は、奈良線で活躍する103系と同じカラーリング。山手線と同じ黄緑6号に、101系名残の警戒帯として前面に白い帯が塗られている。
このカラーリングは奈良方面に転属してきた時に塗り替えられたもので、201系にこの塗装は初めての組み合わせだった。であるため歴史はあまり長くなく、塗られてから15年程度である。
さて、JR西日本が有する201系はこの塗装・これら路線で活躍するもの以外にないため、実質最後の201系となっている。発表では京都線・神戸線に225系を投入する玉突きで221系が転入し、201系を置き換える予定とされている。
221系で置き換えるというのも少し首をかしげたくなる話な気もするが、それは良いとして。
完了予定の2024年まであと3年、ファンとしても後悔無いように楽しみたいところ。TOMIXからの製品化も有力視して良さそう...?
今回はこの辺で。
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