205系の中でも独特なフェイスで存在感を放っていた元京葉線車両、通称"メルヘン"。東京ディズニーランドをイメージしてデザインされた顔つきのため、形式の中では少数派。京葉線を引退後、廃車かと思われたが宇都宮線・日光線へ転属が決まる。
日光・東北本線向けとして、2012年に生まれ変わった。600番台を名乗り4両編成を基本とし、宇都宮線は湘南色、日光線はマルーンとゴールドとホワイトという107系を受け継いだカラーリング。あっという間に日光線107系を置き換え、宇都宮線小金井以北で活躍していた115系・211系を追い出した。
今では首都圏近郊エリアに残る数少ない205系の1つ。現状では日光線・宇都宮線・相模線と鶴見線・南武支線が205系だ。南武線や横浜線、武蔵野線から205系が相次いで引退したため、あれだけいた原形顔より、特殊なフェイスの車両の方が多く残る逆転現象が発生しており、原形顔は宇都宮線のみとなってしまった。
・関東地区最後の原型顔 205系宇都宮線色
登場から8年が経過し、早くも(?)置き換え車両の話が浮上。すでに登場した相模線の新型車両E131系が、宇都宮線・日光線にも投入される予定だ。時の流れが早いのか置き換えスピードが早いのか...?
今回はこの辺で。
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