キヤ141系は、JR西日本の在来線版ドクターイエロー。愛称はもともとなかったが、いつの間にか呼ばれるようになったのがドクターWESTらしい。ドクターイエロー、JR東海のドクター東海に倣っていいネーミング。実は筆者は最近まで愛称があることを知らなかった...笑
車両は2006年に登場した事業用気動車。キヤ191系やマヤ34の後継として開発された車両で、軌道や信号の検測に充てられる。新潟トランシスが製造を担当し、2両2編成でJR西日本管内と関連の私鉄路線、JR四国やJR九州と九州の私鉄の検測も担当していて、幅広い路線で活躍している。
車両はキハ187系等に準じた仕様。デザインは無塗装のステンレスに黄色い帯が貼られているというもの。側面には照射ライトがあり、撮影時は夜だったので非常に目立った。
気動車であるため、架線検測等は国鉄から引き継いだ443系の担当。443系も同じく九州に乗り入れるなど幅広く活躍していたが、2021年での引退が京都鉄道博物館のパネル記載で明らかになっている。
後継となる架線検測車の新造が発表となっていないため注目が集まっていたが、キヤ141系と同塗装の中間車が新造されているとの目撃情報もある。まぁ新たに新形式を出したりするより早いし安上がりだろう。JR東海のドクター東海はパンタグラフを搭載しているため、数年遅れで同じような形態になる...のかもしれない。
ちなみにマイクロエースにしては珍しく、なぜか模型化はまだされておらず...
今回はこの辺で。
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