れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

1段式と2段式 連結器違いの連結

電車の連結器には種類がいろいろある。機関車や客車に多く採用されているフックタイプの密着自動連結器、在来線の電車に一般的な密着連結器あたりがよく知られている。

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連結を行うE721系701系

E721系の連結器。1番上が電気連結器、下の2つが電気連結器だ。
電気連結器は、制御や電源の回路を車両間で共有するために取り付けられていたもので、昔の車両でいうジャンパ線の役割を果たしている。電気連結器の登場で増結・解結作業がグッと楽に、短時間で行われるようになった。

電気連結器は多くの場合が1段、車両によっては2段のものが採用されており、車両形式によって異なっている。2段の電連はより多くの回路をやり取りするために設置されるようで最近では横須賀線用のE235系が2段電連を付けている。他にもJR東海小田急近鉄が2段連電の車両が多い印象。

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写真のように他形式との連結を行う場合は、電連の段数に差が出ることもある。
走行に必要な分は電連1段で、E721系で追加された回路分は2段目で、といったところだろうか。1段でも走行に支障はないが、同形式同士の連結では2段電連をフルに活用できる。

初見では軽く驚いてしまうような、オモシロ連結。他形式との連結はこういうところが楽しい。



今回はこの辺で。


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