1番最近まで残っていたものは上越新幹線のとき311号・312号。東京発新潟行きで終点まで停車しないという弾丸列車が2013年まで存在した。
ノンストップ新幹線は、もともとMaxとき313号新潟行き、Maxとき314号東京行きが呼ばれていたもの。ダイヤは東京9:12→新潟10:49と新潟8:59→東京10:39。上越新幹線で最速達便となっていた。
2013年のダイヤ改正では、E4系をE2系に置き換え。同時に、停車駅に大宮が追加される。また、号数も311号・312号と数字が前倒しになった。
E4系より性能の良いE2系に置き換えられたため、停車駅が増えてもほぼそのまま。とき311号は東京9:12→新潟10:48、とき312号は新潟9:05→東京10:43であり、最速達列車の称号は譲らなかった。
しかしこれにて完全な意味でのノンストップ新幹線は運転終了。ノンストップ新幹線というワードも過去のものに。おもしろい列車だったんだけど、筆者は乗る機会がないまま終了してしまった。現在、JR東日本のすべての新幹線は大宮駅に停車するようになっている。
ノンストップ新幹線改め最速達便であるとき311・312号は、2021年からE7系で運転されている。これはE7系がE2系を置き換え始めていることが影響していて、2021年10月以降、とき号は大方E7系での運転となった。ちなみに元ノンストップ新幹線のMaxとき313・314号は、Maxの屋号は付いたまま、停車駅の多いとき号としてE4系の引退まで名前が残っていた。これも何かの縁...かもしれない笑。
ノンストップ新幹線の復活ついては、JRは仙台~新潟間の輸送に力を入れているようなので微妙かなと。上越新幹線は数年以内に最高速度の引き上げを予定しているため、最速達便がさらに時短される可能性は高そうだ。考えてみれば高崎や越後湯沢、長岡などの大きな駅をすべてすっ飛ばす新幹線ってだけでも魅力か、今度乗りに行きます笑。
今回はこの辺で。
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