前回の続き。
JR四国のフリーパスを使って、鉄道で四国1周の旅に行ってきた。
ここでいう四国1周とは、JR四国のフリーパスで対応している範囲のこと。今回利用したのは四国DC満喫切符。フリーエリアはJR四国の全線と土佐くろしお鉄道の全線。有効期間である3日間をフルに使って、それら路線の完乗を目標に、四国1周の旅に出かけてきました。
●2日目
(徳島ー高松ー松山ー伊予大洲ー(下灘経由)ー松山ー宇和島)
2日目は、予讃線の乗り潰し。徳島から特急を乗り継いで松山へ、支線である愛ある伊予灘線の完乗を目指した。
といっても、徳島から高松を経由して松山に行き、予讃線の支線である愛ある伊予灘線を完乗することは、特急を利用すればとてもたやすい。つまりある程度列車を選ぶ余裕がある。
よって、これと決まった列車に乗る必要はない。が、記録も兼ねて僕がこなした行程を綴っていく。
3日目の日程から、この日は宇和島に宿泊することを決めていたため、その上で以下の3つを旅程に組み込んだ。
・高松付近で撮影時間を作る
・松山市で観光の時間を取る
・伊予灘ものがたり号に乗る
前日は徳島泊、よって早起き必須となった。朝イチのうずしお2号で高松入り。
3002D 特急うずしお2号高松行き 徳島5:41→高松6:54
初日でも乗ったうずしおなので、作業的に乗車(笑)。自由席乗り放題のパスって改めてすっごく便利。大変ありがたいなと思います。
高松駅での朝食に、先日閉店した連絡船うどんをチョイス。
大変美味でした。
頭端式ホームを眺めながら食事ができるというのは、阪急梅田駅以来。良い気分です(笑)。
さて、高松駅からは琴平駅まで延長運転されるサンライズ瀬戸号をはじめ、高松を発着する様々な列車を撮影する予定だったがあいにくの曇天。一時は雨すら降っていた記憶がある。
撮りたかったサンライズは遅延で琴平延長を中止、時間的にも微妙...。
仕方なく、予定の列車の時間までは駅外をぶらついたり適当に駅撮りで済ませたり車両観察をしたり。じっくり撮影を楽しむのはいずれ再訪した時までに取っておくことにした。
1005M 特急いしづち5号松山行き 高松9:42→松山12:10
高松を3時間ほど楽しんだ後は、先日乗車記を書いた特急いしづち号の乗車する。JR四国のドル箱特急で2時間半揺られた。コンセント付き座席で快適、また四国で初めて乗った"電車"であったため、久しぶりに乗ったな~という軽い衝撃が(笑。
松山に到着後は、ちょっと観光。
観光地に行ってみたり伊予鉄に乗ってダイヤモンドクロスを観たり。Twitterのフォロワーさんでもある伊予鉄、せっかくだから寄ってみたかったのだ。
1067D 特急宇和海17号宇和島行き 松山14:28→八幡浜15:16
足早に目的地を回って特急宇和島で八幡浜へ。宇和島は一部アンパンマン列車で運転されていて、17号はその列車に該当する。塗装がカラフルで見てて楽しい。
8914D 伊予灘ものがたり道後編 八幡浜16:05→松山18:17
(当時)引退が迫るキハ47の伊予灘ものがたり号。2時間の"ものがたり"をたっぷり堪能して、予讃線の支線愛ある伊予灘線を完乗。
伊予灘ものがたりの感想は別記事で綴ったので今回は路線の感想を。
筆者が好きな路線の1つに海沿いを走る五能線がある。五能線と似たような線形でも、見える景色や車窓が全く異なった。愛ある伊予灘線、僕のお気に入り路線の1つになったのだった。
1075D 特急宇和海25号宇和島行き 松山18:11→宇和島20:10
松山に到着した後は、再び特急宇和海で南下。どうしても完乗するには1周しなければならないので、2度乗るのは仕方のないこと。床下をうならせて爆走する2000系を楽しんで、宇和島のホテルにチェックイン。
夕飯についてだが、落ち着いていた時期だったけど未だコロナ禍ということで、宇和島では飲食店が閉店済み。翌朝の出発も早いため、名物の鯛めしを食すことができず...。
思い切り鉄道に振った旅でも、少しでも余裕があれば観光や名物を食すこと盛り込みたい筆者。鯛めしを食せないという結果に涙を流したのでした。
つづく...。
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