れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

2泊3日 鉄道だけで四国1周の旅!ー3日目ー

前回の続き。
JR四国のフリーパスを使って、鉄道で四国1周の旅に行ってきた。

ここでいう四国1周とは、JR四国のフリーパスで対応している範囲のこと。今回利用したのは四国DC満喫切符。フリーエリアはJR四国の全線と土佐くろしお鉄道の全線。有効期間である3日間をフルに使って、それら路線の完乗を目標に、四国1周の旅に出かけてきました。

 

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●3日目
宇和島窪川ー中村ー宿毛ー中村ー高知ー奈半利ーのいち)

3日目。切符の有効期限が切れる日。
最終日は宇和島から予土線に乗って高知入り、フリー切符エリア内に入っている土佐くろしお鉄道の完乗を目指します。


3日目最初に乗る予土線はちょっと厄介な路線。というのも、JR四国のうち県をまたぐ路線の中で唯一定期の特急列車がなく、普通列車の本数も非常に少ない路線。旅程に組み込むのにはちょっとばかり苦労するのであります。
旅程を組んだ結果は早朝便に乗ること。3日連続の早起きでなかなかツラいけど、3日目にして決して寝坊できない朝を迎えたのでした笑。

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4810D 予土線 普通列車窪川行き 宇和島6:04→窪川8:09

起点が若井駅(窪川駅の隣)なので、上り列車の設定。南下するのに上り列車というのは感覚的に違和感がある。
予土線はホビートレインと呼ばれる車両が多数走っており、0系を模した鉄道ホビートレインに乗車することができた。

 

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眠い目を擦りながら2時間揺られて、窪川駅に到着。

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窪川駅に佇む0系新幹線。光沢強めだけど新幹線さながら。上半分隠すとそれにしか見えなくもなってくる出来栄え。JR西日本(?)もOK出してくれたこと笑。

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511D 土佐くろしお鉄道中村線 普通列車中村行き 窪川8:27→中村9:24

なんともカラフルな車両がお出迎え。土佐くろしお鉄道に初乗車。

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車窓からは海も山も。山だらけの四国滞在3日目、正直、山岳風景の車窓は見飽きていた笑。
四国に入って海沿いを走るのは3回目。初回は高徳線の海、2回目は予讃線の支線 愛ある伊予灘線の海、3回とも雰囲気が全く異なっていて見てて楽しい車窓だった。


のんびり揺られて1時間、中村駅に到着。
中村駅での乗り換え時間を使い、朝ごはんを購入。

 

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駅弁を購入、駅内のフリースペースでようやく朝食タイム。これ目的で宇和島では朝を済ませずに出発している。入手困難で売っているかどうか不安だったが、無事入手出来てなにより◎。

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613D 土佐くろしお鉄道宿毛線 普通列車宿毛行き 中村10:07→宿毛10:37

四国最南端、地図でいう1番左下の駅、宿毛。読みは「すくも」で難読駅の1つ。
中村線と比べて距離も駅数も半分ほどの宿毛線、終点まで30分揺られて宿毛駅へ。

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614D 土佐くろしお鉄道中村線 普通列車中村行き 宿毛10:37→中村11:08

宿毛に向かう列車の中で考える。宿毛でどうしようかと。予定では、宿毛駅12:50発の列車で折り返す予定だったから、まずは時間をつぶす何かを探してみる。
GogleMapで現地探索したりランチを食べる場所を探したりと事前調査はしたけど、コロナ禍もあってどうもうまくいかない。中村駅宿毛駅駅レンタカーで移動する案も出たけど、時間が合わないなどの理由で却下。

で出した答えが、「到着時刻と同じ時間に出発する折り返し列車に乗ろう」。もちろん無理しない範囲で。今回は乗り潰しメインで来てることもあってなるべく早く移動したく、この結論に至った。列車は36分に駅に到着、写真撮れるくらいは余裕ある乗り換えができ、折り返し列車に乗車することができたのだった。


そしてなんと、同じ目的で同じこと考えてる同士がいらっしゃることが判明、ここからしばらく経路が一緒だった笑。談笑を挟みながら中村駅へ。
中村駅へ戻ると、特急あしずり8号がホーム対面で我々を待っていた。

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2078D 特急あしずり8号高知行き 中村11:11→高知13:02

何度目かの2700系。もう乗り慣れ(飽き)た感あるけど、乗車した編成は実は唯一の土佐くろしお鉄道所有車両だったりする。JR四国車との違いはないようだけど。


ちなみに当初の予定では以下の通りだった。
616D 土佐くろしお鉄道中村線 普通列車中村行き 宿毛12:50→中村13:20
2080D 特急あしずり10号高知行き 中村13:24→高知15:04

宿毛駅での乗り換えが上手くいった結果、高知に2時間早く到着。2時間早まった分は高知観光に充てて、元の計画通り特急南風で後免駅へ。


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50D 特急南風20号高松行き 高知15:13→後免15:21

この区間は、次の奈半利行き普通列車5840Dに乗れれば何でも良く、5840Dは高知始発なので待っても良かった。が、せっかくなので特急で早く行って、変わった駅名の駅を見学することに。
5840Dは南風20号の3分後に高知を発車するのに、後免駅到着は南風20号の17分後。駅を軽く見学するには充分かつちょうど良い時間を作れた。


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5840D 土佐くろしお鉄道ごめんなはり線 快速奈半利行き 後免15:39→奈半利16:44

この車両、土佐くろしお鉄道のくろしおに掛けて9640形という。415系1900番台に似た顔つきだけど、2002年製と若い車両だ。この車両に揺られて一気に終点奈半利まで向かう。


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ごめんなはり線は若い路線らしくほとんどが高架線で大変景観が良い。
新線建設には踏切をなくすようにとの国からのお告げがあるらしく、ローカル線ながら高架線の路線だった。
到着した奈半利駅は単線の高架駅。ゆるキャラなはりこちゃんが出迎えてくれた。


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5881D(安芸まで)→5843D(安芸から快速)土佐くろしお鉄道ごめんなはり線 高知行き 奈半利17:12→のいち18:07

四国1周旅で乗る最後の列車。先ほど乗った車両にそのまま折り返し乗車して、途中ののいち駅まで。
のいち駅では、事前予約制で空港行き乗り合いタクシーを利用することができる。予約しておいたタクシーで高知空港へ。以前から乗ってみたかったFDAに搭乗し、四国を発った。


ちなみにそのままなはり線で高知駅へ行き、特急南風で高松、そこから本州へ渡ることもサンライズ瀬戸を利用することも、時間的には可能だ。もともとその予定だったけど、FDAに乗れるチャンスがあったためそちらをチョイス。こちらも機会がないとなかなかできない体験をさせてもらったと思う。


長くなったので今回はここまで。

つづく...。


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