スカ色こと横須賀線色は、クリーム1号に青15号の塗分けで、湘南色とともに国鉄色として有名なカラー。横須賀線で採用され、中央線の普通列車や飯田線でも採用された。
このクリーム1号に青15号の組み合わせは、20系や583系にも採用されているものと同じ。だがそちらはスカ色とは呼ばない。ぱっと見では同じカラーとは思えない。寝台列車には簡単にスカ色とは言わせないほどの風格があるからだろうか笑。
115系スカ色は消滅危機に瀕している。現在、スカ色を引き継いで走るE217系、E235系1000番台の帯色は、115系の色とは異なる。2008年頃にブルーが青20号に変更されており、新スカ色と呼ばれている。E217系から新スカ色に改められ、E235系でもこのカラーが引き継がれた。
消滅危機と書いたけど、既に消滅しているかも...ウラ取ってないので確かではないが、風前の灯火であることは間違いない。1番最初のスカ色はクリーム2号と青2号だったという話も聞くので、時代とともに色味も変化するということ。そういうものである。
スカ色を纏う115系も、現在は消滅済み。JR東日本から譲渡された115系を運行するしなの鉄道では一時復活していたけど、こちらも2021年夏をもって運転終了。これで完全消滅したことになり、115系スカ色が走る姿を見られる機会はなくなっている。あれだけ走ってたから「もういない」と言われると実感が湧かないけど...。かっこよかったね。
・横須賀線色(スカ色)の旧色と新色
今回はこの辺で。
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