みなかみを過ぎた辺りで、静態保存されている車両に遭遇した。
特徴的な窓と折戸、どうみても12系。オハ12だろうか、外観は剥がれ落ち状態はよろしくないが、きちんと線路の上に載せられて保存(?)されている。
真っ赤な塗装の12系は初めて観たけど、意外と悪くないかも笑。
逆光がキツい中、反対側から。
窓配置が通常の12系とは異なっており、なんらかの改造車両であったことが察せられる。
扉がふさがれたような跡、そして大きな窓。廃車されたジョイフルトレインらしい。
よーく見ると、方向幕には「サロンドわたらせ」の文字が。
調べてみると、元わたらせ渓谷鉄道の観光列車サロンドわたらせの客車のようだった。わ01形という形式名で、車番はわ01-855。2009年に廃車になってここへやってきたらしい。
また、サロンドわたらせの客車はすべて、元JR東日本のジョイフルトレイン"やすらぎ"の車両だったとのこと。わ01-855は"やすらぎ"時代はオロ12-853、"やすらぎ"に改造される前はオハ12-319を名乗っていたよう。2度の改名を受けたのち、廃車となって群馬へ。使用目的は不明だが、現在使われている様子は伺えなかった。
実はここには以前にも来たことがあった。その時は前オーナーが購入、その後所有者がいなくなり放置されたような雰囲気だった。現在はリサイクルショップの駐車場の一角に置かれたままになっている。手入れも整備もされていないようなので、処分に困っているのかもしれない...。
ちなみに、国道17号からは同じくわたらせ渓谷の気動車が一番に見えます。
SUBARU製のレールバス、元わたらせ渓谷のわ89-203。この車両の裏に、12系やすらぎが鎮座していた。この車両も2009年に廃車になったよう。
山奥でまさか元やすらぎに出会えるとは...。このままじゃ少し可哀そうなので、大鉄にでも引き取ってもらって活用してもらいたらなと思うけど。。。
今回はこの辺で。
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