JR北海道のキハ183系、キハ281系が2023年春をもって引退することが発表となった。
先日、公式発表となったキハ183系とキハ281系の引退。キハ183系にはジョイフルトレインのノースレインボーエクスプレス車両も含まれる。老朽化と置き換え車両の登場、また廃車が進んでいたことから、以前からこれら2形式は引退が囁かれていた。
引退時期は、キハ281系が2022年9月まで、キハ183系が2023年春。
これまで明確な発表はなかったのだがいよいよ、といった印象。
車齢が若いキハ281系の方が先に引退とは...。両形式ともラストランに向けたキャンペーンを行い、詳細が決まり次第発表があるという。近年はコロナ禍もあってか、ひっそりとさよならするのがトレンド(?)だったが、こちらは華々しく引退していくようでなにより(笑)。
これら形式の現在の運用は、
・キハ281系:特急北斗 下り5・7・19号と上り2・14・16号
・キハ183系:石北本線特急オホーツク・大雪の全列車
・ノースレインボーエクスプレス:臨時列車
である。キハ281、キハ183は定期特急列車で観ることができるが、ノースレインボーExpは接する機会が限られる。直近では8月・9月の特急ニセコへの充当が予定。数少ない乗車チャンスとなるだろう。
また、キハ281系の引退まではあと2か月ちょっとと日が短い。こちらはスーパー北斗時代の装飾が復活が予告され、定期運行終了後の10月にはスーパー北斗の名で臨時列車の運転も発表となった。
長く北海道で活躍し、その過酷な環境を耐え抜いてきた風格すら感じるこれら2形式。引退は残念だが、致し方あるまい。無事に、盛大にフィナーレを迎えてほしいと思う。
後継として、特急北斗はキハ261系1000番台、石北本線特急にはキハ283系が投入される。2022年春に石勝線特急おおぞら・とかち運用から退いたキハ283系が、運用復帰することになる。
これについてはまぁ噂もあったし試運転もしてた、予想の範疇だから驚きはなかったけど、いつまで使い続けるのやら...。キハ283は個人的に好きな車両だから復活は嬉しいのだけど笑。
公式リリースはこちら↓
・キハ183系
・キハ281系
今回はこの辺で。
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