SL8620形を製品化した時から、いつか出るんじゃないかと予想されていたSL人吉。やっぱり出してくれました。
実車が走る肥薩線の現状を応援するかのごとく、製品化にあたってはかなり力が込められているような雰囲気。個人的に、予約時点でかなり期待して良さそうだと感じていた製品であります。
そして製品化発表後、SL人吉の運転終了という残念なニュースがありながらも、待望の発売日を迎えたのだった。
今回の製品化では、単品のSL、客車3両セットのほかに、SLと客車がセットの特別企画品も発売されている。我が家には特別企画品をお迎え。限定品らしい特別なパッケージが期待値を上げてくれる。近年はKATOでも特別デザインのスリーブケースが見られるようになりましたね。
開封。
特別企画品では、ケース・ウレタンとも黒色、そして黒のリレーラーと人吉パンフレットが付属している。KATOの黒いケースはなかなか新鮮で良い感じ。
パンフレットの中身は、実車の紹介と肥薩線レイアウトのご案内。ガーダー橋はSLによく似合いそうだ。
続いて車両を取り出してみる。
ハチロクこと8620形蒸気機関車の58654号機。SL人吉の牽引機であり、現役では最古の蒸気機関車であります。
ハチロクの製品化時に出来が良いと話題になっていたので、今製品の出来も疑いようがない。この車両が模型化されるのはおそらく初めてのこと。
とても美しくかっこいい。
SLは実車ではかっこよさ、模型では造形美が際立っている気がする。光沢感も良い。
SLの模型を見ると、SLは古典的な機械でありNゲージは精密機械なんだなと改めて思わせられる(笑)。
続いて客車。
1号車。
2号車。
3号車。
SLに似合うレトロ調の外観、内装が特徴的。模型でもとても映える。
両先頭車のテールライトが点灯、室内のショーケースの照明がデフォルトで点灯する仕様で、室内灯のプリズムがあらかじめ装備済みになっている。もはや室内灯を入れない方が不自然である(笑)。
ボディの色味、印刷とも綺麗ではっきりと視認できる。室内は3両とも塗分けがされており、展望室のある1、3号車ではその違いがわかりやすいだろう。相変わらずのKATOクオリティ、品質と価格が安定していて素晴らしい。
実車の構造から雰囲気まで忠実に再現しながら、短編成ゆえにかわいらしく、気軽に走らせられるのが良い。運転会への持ち込んでもテーブルレイアウトでゆっくり走らせても良い。久しぶりに良いもの買ったなという充実感。じっくり楽しみたいです(笑。
今回はこの辺で。
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