れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

まだまだ頑張る 山形線 719系5000番台

JR東日本 奥羽本線(山形線)の719系5000番台。

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東北の各地で活躍していた719系。その多くがすでに引退している中、現役で活躍を続けるのが山形線の5000番台であります。

運転区間は、新幹線と並行する福島~新庄。この区間は新幹線に合わせてレール幅が広くなっており、狭軌(1067mm)ではなく標準軌(1467mm)で線路が敷かれている。5000番台はこの山形線用に新製された車両で、JR初の標準軌車両として1991年にデビュー。以来、難所として知られる板谷峠を30年以上走り続けている。

足回りは、今では貴重になりつつあるサイリスタ位相制御。唸るモーター音を聞きながらの峠越えは、オタクとしてはとても楽しい。しかし、近年は老朽化が著しいらしく、廃車発生品を使って凌いでいるとのこと。特殊な事情がある路線を走るため、どこかから転属させて車両を置き変えれば良いわけでもなく...。交流車で標準軌、低床でなく耐雪耐寒、2両運転可能...などなど、新型車の仕様は今の東北にはいないタイプが求められる。新車導入のハードルが高く、後回しになっているのかもしれない。


一般の在来線に入れないのにこの車両の検査ってどうやってるんだろう...と思い調べたら、所属先の山形車両センターで検査、後は郡山車両センターに送っているらしい。手間がかかってる...!0番台などの廃車発生品を使うため、5000番台は全車両が現役、まだ共食い状態には陥っていないよう。そうなったらいよいよ...でしょうか。
とはいえ、共に山形線で働く701系5500番台も20年越えのプレイヤー。置き変えは揃って行われる可能性もありそう。ともかく、"乗るなら早めに"と"現状見守り"車種の1つであります。



今回はこの辺で。


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