2014年3月、SL銀河が上京する列車が走った。
列車名は「みちのくSLギャラクシー」。東日本大震災から3年が経過したこの年、東北復興支援プロジェクトとして企画・運転された列車だった。
そんな特別列車に駆り出されたのが、SL銀河のC58-239 &キハ141系。
デビューを4月に控える中での特別列車。初陣はまさかの釜石発上野行きのロングラン列車となりました。
列車はC58、ED75、EF510と牽引機を変えながら尾久車両センターへ。尾久〜終点上野駅まではD51-498が牽引し、SLに始まりSLに終わるという何とも華やかな演出。列車にはタモリ氏が乗車し、テレビ中継も入るなど、近年にしては珍しい、スケールの大きなイベント列車だった。
回9161レ EF510‐510+キハ141系700番台 SL銀河用客車 2014.3.10
写真は盛岡への返却回送。カシオペアカラーの牽引もあってか、大変賑わう中での撮影だった。
あれから9年、復興の一環として走り始めたSL銀河は引退を迎える。理由は老朽化が著しいから、とのこと。50系種車のキハ141系は、古巣の北海道でも引退が発表されており、年式を考えると仕方ないと言わざると得ない。
SLについては明確な言及がなく、今後が気になるところ。莫大な費用をかけて復活しているので、このままでは終わらない、はず...。
今回はこの辺で。
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