新幹線車両を用いているが、法的な観点から新幹線としてではなく在来線として扱われている。そのため、格安で新幹線車両に乗れるというのは良く知られた話だ。
新幹線車両基地の横に設けられているため、博多南駅から新幹線が並ぶ姿が見られる。
乗車券200円と特急券100円の計300円で10分程度の新幹線旅。博多南線は現在、途中まで九州新幹線と同じ線路を走る。時速120kmの制限が敷かれているが、新幹線気分を味わうには十分だ。
このように新幹線車両に格安で乗れるのは博多南線と上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢の2か所だけである。
今回は500系だった。
博多に到着したこだま号等の車両をそのまま博多南線運用に入ることが多い。0系や100系が引退してからは500系、700系E編成(ひかりレールスター車両)、九州新幹線向けN700系S編成・R編成が運用を担当している。全て8両編成の列車だ。
博多南線は今年15周年を迎える。九州にありながら、JR西日本の路線というおもしろい路線でもある。
九州新幹線開業後も運行を続け、博多南駅の利用者も増えている。新幹線で通勤通学というなかなか馴染みない状況でおもしろい。
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