れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

埼京線に入線した車両はなぜ少ないのか

埼京線という路線がある。正式に分けると区間ごとに名称が異なり、大宮~赤羽は東北本線の支線、赤羽~池袋は赤羽線となっていて、池袋以南は山手貨物線(湘南新宿ライン)に乗り入れる体制を取っている。大宮や池袋など主要な都市を結ぶ路線である埼京線だが…

わずか2編成の209系1000番台とは

1987年に国鉄が民営化されてできたJR。国鉄で製造・導入が進められていた205系は、そのままJRが引き継いで製造・導入していた。だが、103系の置き換え時期が迫っていたため、新たな次世代車両をとなり生まれたのが209系だ。209系は様々な新しいコンセプトが…

583系が担当する寝台特急あけぼの

寝台特急あけぼのといえば、上野~青森を結んだ往年の夜行列車である。ブルートレインのイメージが強いが、繁盛期等には臨時列車として583系や485系が担当したことがある。寝台特急あけぼのは誕生から廃止まで、何種類かの経路変更、何回かの車両変更が行わ…

KATO E531系入線!

コロナウイルス拡大防止で自宅に引きこもること約1か月、めんどうになって後回しにしていた室内灯加工や諸々のNゲージ弄りもやり尽くした。せっかくなので新車導入をと思い、KATOのE531系を入線させた。E531系を15両フルで購入。基本編成の10両は、KATOの10…

253系が埼京線で試運転を行った理由とは

国鉄からJRへ引き継がれてから、JR各社はこぞって高速化運転を目指した。JR東日本の特急は最高時速160km運転を目指しており、そのための試運転に253系が使われた。埼京線は赤羽から大宮手前まで、東北新幹線に沿って走っているためカーブがゆるやか。また、…

イルカが描かれた485系K60編成・K40編成

国鉄時代に登場し、全国各地で様々なバリエーションで様々な運用を担った485系。ジョイフルトレインに改造された車両も多く、特にJR東日本ではいくつもの列車が誕生、活躍した。そんな中、同じくJR東日本で改造されたのに、ジョイフルトレインでも定期列車用…

JR東海700系C編成のグリーン車乗車記

700系が引退して1か月以上経過した。今更だが、700系のグリーン車に乗車した際の画像が出てきたので、レポートしようと思う。東海道山陽新幹線を走る車両は、JR東海所属車両とJR西日本所属車両に分けられている。700系も東海所属編成にはC、西日本所属の編成…

つくばエクスプレス1000系・2000系の違い

東京の秋葉原から茨城のつくばまでを結ぶつくばエクスプレス(通称TX)という路線がある。首都圏新都市鉄道が運行する路線で、自動運転、全駅にホームドア設置、最高時速130kmを出して走るという特殊な路線だ。全国的な知名度はあまりないかもしれないが、他の…

【付属編成同士の連結】5+5運用はいつ見られるのか

JR東日本で、15両編成で運転している路線がいくつかある。常磐線(常磐快速線)、宇都宮線、高崎線、東海道線、総武快速線、横須賀線だ。そのうち付属編成が5両で、付属編成同士の連結である5+5を行えるのは、総武快速線と横須賀線以外の路線だ。湘南色の列車…

バリエーション豊富な寝台特急あけぼの号のヘッドマーク

寝台特急あけぼの号は、国鉄時代から運行されてきた定期の寝台特急だ。40年以上に渡って運行されてきたため、牽引した機関車の種類が豊富だ。寝台特急と言えばヘッドマーク、その列車を連想するようなデザインが描かれ、その列車の象徴となるものだ。あけぼ…

ウエスタンリバー鉄道を空から見る

ウエスタンリバー鉄道という路線がある。東京ディズニーランドにあるアトラクションでありながら、本物の蒸気機関で駆動するSLが、軽便鉄道などで採用されている軌間762mmのレールを走る。人気アトラクション、ビックサンダーマウンテンの周りを走る環状線方…

【旅客列車が来ない】越中島貨物駅を見てみる

JR東日本の駅でありながら、旅客列車の発着が皆無の駅がある。その1つが越中島貨物駅だ。総武本線の貨物支線(越中島支線)の駅で、かつてはJR貨物の定期貨物列車が運行されるなどしていた。現在はJR東日本の列車しか運転していないが、JR貨物は鉄道事業者とし…

工臨の置き換えとEF81廃車案

JR東日本が機関車廃止へと動き出していることが近年話題だ。信憑性が不明なうわさが多くあるが、キヤE195系が登場したことで現実味が増してきている。そして先日、JR東日本労働組合水戸地方本部から、キヤE195系の本格的な導入についてと、EF81機関車の一部…

意外と長く走ったマリンエクスプレス踊り子

ダイヤ改正が行われて1か月経った。今期のダイヤ改正~6月頃までに、伊豆方面の特急が大幅に改革されるのは世間でも騒がれているとおりだ。サフィール踊り子とE257系のデビュー、スーパービュー踊り子と伊豆クレイルの引退等である。そんな中、さよなら運転…

【最後の209系0番台】多目的試験車mue trainとは

JRにはいくつもの試験車が存在する。その中で現在も活躍しているmue trainというものを取り上げてみる。当ブログのアイコンになっている車両だ。JR東日本のプレスリリース等ではMUEは大文字表記だが、当ブログでは車体に記されている小文字表記で統一してい…

総武線・京葉線の接続と新線建設案とは

東京駅から千葉方面へ、おおかた並行して走るのが総武線と京葉線である。東京駅から南北に分かれ出発し、蘇我駅で合流する。並行して、京葉道路と東関東自動車道も走っているため、東京~千葉の需要の高さが窺える。問題は京葉線の駅~総武線の駅間のアクセ…

廃止になった地上の長崎駅

長崎本線では、立体交差事業が行われている。長崎駅の高架化で踏切による渋滞の解消や、九州新幹線長崎駅と一体化、新たな複合ビル建設など、地域一体となった再開発事業の一環だ。地上の長崎駅は2020年3月28日に役目を高架駅に譲ってしまった。旧長崎駅。旧…

日本一安く新幹線に乗れる、博多南線とは

福岡県博多駅から博多南駅を結ぶ博多南線という路線がある。JR西日本の新幹線博多総合車両基地までの回送線を活用して、車両基地の横に設けられた博多南駅までの路線だ。新幹線車両を用いているが、法的な観点から新幹線としてではなく在来線として扱われて…

【過去画】首都圏にやってきたE751系

郡山車両センターでの検査に伴い、はるばる青森からE751系が回送されてくる時代がかつてあった。青森車両センターに所属していたE751系や485系は、郡山車両センターで検査を担当していた。配給列車は自社線内完結が基本かつ、他社線を通ると線路使用料がかか…

グリーンマックス車両にグランライトを取り付ける

グリーンマックス車両に室内灯を組み込むか、という問題がある。車種によるらしいが、素材の性質上、室内灯を搭載後に部屋を暗くして走らせると光が透けてしまうらしい。とりあえず実験も兼ねて、所有するE653系に取り付けてみることにした。庄龍鉄道さんの…

今も現役のEF66 0番台、EF66 27

JR貨物で活躍する機関車の中に、EF66という車両がある。国鉄時代に製造された0番台と、JR化後の貨物増発向けに製造された100番台だ。吹田機関区に所属し、主に東海道や西日本の貨物運用をこなしている。そんなEF66でとりわけ人気なのが0番台である。0番台と…

私鉄に譲渡されたマニ50 2186(ゆうマニ)のあれこれ

旧国鉄で製造された50系客車の荷物車、マニ50という車両がある。新たな荷物車として1977年から236両が製造されたが、1986年に鉄道での郵便輸送事業からの撤退がなされたため、製造年数が若いのにも関わらずどんどん廃車されていった。JRには計63両が譲渡され…

【標準軌と狭軌の区切り】新庄駅へ行ってみる

一筆書き切符で東北旅行を行ったとき、新庄駅で1時間の乗り換え時間があったので、駅を観察してみることにした。一筆書き切符東北旅行の記事はこちらから新庄駅は、奥羽本線の駅で、山形新幹線の終着駅だ。駅の東側には新庄運輸区が併設されていて、特徴的な…

半蔵門線の8000系が東西線を走っていた理由

東京メトロ半蔵門線を走る8000系の一部の編成は、東西線でデビューを飾っている。05系投入前の1年だけという限定で、東西線車両と同じように総武線乗り入れ運用もこなした。8000系の第12~14編成が落成当初から東西線に導入された。運転台改造などは施された…

【過去画】越乃Shu*Kuraが上京した時

JR東日本の新津運輸区に所属するキハ40・48のジョイフルトレイン「越乃Shu*Kura」は、新潟近辺で活躍する車両だ。普段は信越本線や上越線、妙高はねうまラインなどで活躍する列車だが、2回ほど上京してきたことがある。1回目は烏山線のキハ40と連結して大宮…

カシオペアにグランライトを整備する

新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止のため自宅待機が続く...当区が所有するKATOのE26系カシオペアにグランライトを整備した。グランライトは庄龍鉄道さんが販売している製品で、テープLEDをもとにした室内灯だ。1両につき6つ以上のLEDライトがついて…