車種によるらしいが、素材の性質上、室内灯を搭載後に部屋を暗くして走らせると光が透けてしまうらしい。とりあえず実験も兼ねて、所有するE653系に取り付けてみることにした。
庄龍鉄道さんのグランライトは、KATOはもちろんTOMIXやマイクロエース車両の取り付けも可能だと唱っている。集電シューの曲げ方により取り付けできるというもので、さらに純正より明るいし安価だ。グランライトはかなりの優れものである。
グリーンマックス車両にも搭載しようと思ったのだが...
集電シューが使えない。
隙間なく設計されているため、集電シューを差し込むことができないのだ。
集電可能な部分は前後に1か所ずつで、四角く少し広めのポイントと、TOMIXやマイクロエース車両のような丸い集電ポイント。どの車両も同じ構造になっている。
先頭車はライトユニットの集電のため、写真でいえば左側の集電ポイントが使えない。
最初は四角く広い集電ポイントに半田を付けて、集電シューと接着することを考えたが、車体が熱で少し歪んでしまったため断念(予想はしていたので早めにやめてセーフ、走行に全く影響がないレベルだったので良かった。マネしないことをお勧めします)。
代替え案として、模型用スプリングを購入し集電スプリングの代用をすることにした。
丸い集電ポイントの幅は約3mm。直径2.5mmのスプリングなら問題なく入る。
これを大体1.4cmずつにカット。
グランライトの基盤に半田を盛る。
半田ごてを基盤に当て、ゆっくり半田を溶かしていくと綺麗に丸くできる。
ピンセット等でスプリングをつまんで、盛った半田と接着する。
半田が充分溶けていないとバネに馴染まない。半田ごてを当てて温度を上げてからだとやりやすい。
ここまで加工したらグランライトを車内に取り付ける。
スプリングがうまく穴にはまるように、車端の貫通扉からピンセット等で位置を調整してはめ込んだ。
完成。
TOMIXやマイクロエースの室内灯をグランライトで自作するようなものだが、コストをかなり抑えることが可能である。グランライトはもともと半田ごてを使う仕様であるため、スプリングの半田付けは苦にならなかった。
さて、最初に書いた車体が透けてしまう問題の件だが...
若干透ける。
光漏れ防止で加工する方も多いようだが、僕にはそこまでの気力はない...(笑)。また気が向いた時にでも加工しようと思う。
にしてもこの透けてしまう問題はなんとかならないだろうか?グリーンマックスさんの改良に期待したい。
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