れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

今も現役のEF66 0番台、EF66 27

JR貨物で活躍する機関車の中に、EF66という車両がある。国鉄時代に製造された0番台と、JR化後の貨物増発向けに製造された100番台だ。吹田機関区に所属し、主に東海道や西日本の貨物運用をこなしている。

そんなEF66でとりわけ人気なのが0番台である。0番台といえば、かつてのブルートレイン「あさかぜ」「富士・はやぶさ」等を牽引した車両だ。1両だけ現存していて、ほぼ国鉄時代の塗装を纏って活躍しているのが、EF66 27だ。

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27号機は、ブルトレ牽引を担っていたJR西日本所有だった40~54号機と同じ2次車。ブルトレ減少で数両がJR貨物に譲渡され、JR貨物所有の0番台数両とともに、2004年頃から車両の更新工事が行われた。0番台最後の更新工事がなされた27号機は、ほぼ国鉄時代の塗装で出場。屋根上の塗装が変更になったり、JRロゴマークが追加されたりと差異はあるものの、ぱっと見で気になる部分ではないだろう。
途中休車になった時期もあったが、1年程度で復帰して現在まで活躍を続けている。



つくばエクスプレスの新車の甲種輸送JR貨物のイベントPR用など、ヘッドマークを付けて運用に入ることが比較的多く、その度に注目を集める27号機。

落成当初から今まで吹田機関区に所属。貨物運用を担当しているためブルトレ牽引経験があるかは不明だが、ブルトレ全盛期の牽引機そのままの姿である。



模型ではTOMIXが番号指定で製品化されている他、JR貨物更新車などグレー台車など数多く製品化。
KATOからはEF66の前期型・後期型・後期型ブルートレイン牽引機の3パターンが製品化されている。






JR東日本高崎車両センター公開イベントへ貸し出され、国鉄色の機関車を並べられたこともあった。ヘッドマーク付き運用が多いのも、1両だけ残されているのもJR貨物からも愛されている釜だからのように感じる。末永い活躍を願いたい車両の1つだ。



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