遺跡・廃線跡・保存車
保存車を観察してきた話。今回は都電荒川線で活躍した7500形。都電の保存車というのはそこそこ多い。親しみやすさと1両単位で車両も小さく運びやすいことなどがおそらく理由だろう。上野公園の不忍池の後ろ側にある位置に鎮座している都電7500形7506号車だ。…
北海道には廃止になった路線が多くある。廃線となった路線では、駅舎や廃線跡が残されていることがしばしば。広い北海道の各地で、そうした鉄道遺産が眠っている。僕は遠征するたびに、それらを見学して回るようにしている。もちろんこれは北海道に限ったこ…
万世橋駅の記事の続き。鉄道博物館の前身で2006年に閉館した「交通博物館」と、廃止後は保存・展示がされていた万世橋駅跡。2013年に付近一帯の再開発が終わり、博物館跡地はJR神田万世橋ビルへ、駅遺構はいつでも遺構を楽しめるように整備された。商業施設…
引退した鉄道車両のうち、鉄道史に残るような車両は保存や展示されることが恒例だ。近年では名車が多くなり過ぎて保管施設が困っていたり解体されたりといったケースが増えているのだが...。その話はまた今度。今回は鉄道の街、新潟県新津市にある新津鉄道資…
国道17号をドライブしていた時のこと。みなかみを過ぎた辺りで、静態保存されている車両に遭遇した。特徴的な窓と折戸、どうみても12系。オハ12だろうか、外観は剥がれ落ち状態はよろしくないが、きちんと線路の上に載せられて保存(?)されている。真っ赤な…
岐阜の山道をドライブ中、ナビで見つけたSL公園の文字。立ち寄るとそこには静態保存されているデゴイチがいた。ドライブすると出会う保存車たち。ほとんどの場合が屋根なし雨ざらしの場所に置かれており、保存開始から年数が経過、手入れも行き届かず、観る…
様々な列車の発着点で昔からターミナル駅として存在してきた上野駅。現在はほとんどの列車が通り過ぎる途中駅と化していて悲しい限りだが、その話は置いといて。 上野駅ではなぜか欠番になっている18番線ホームを見に行ってきた。 上野駅18番線は、上野駅の…
新潟県にある新津鉄道資料館。ここで保存されているE4系Maxに会ってきた。ここでは2016年まで運転されていたE4系P1編成の先頭車が屋外展示されている。2017年にやってきたE4系P1編成。車番はE444-1。トップナンバーだ。ブラインドは全閉。車内公開は通常され…
新津鉄道資料館に行ってきた時の写真から。ここには新潟を走った車両が多く展示されていて、元新潟車両センター所属485系T18編成のクハ481-1508も保存されている。北越のヘッドマークを掲げて屋根の下で屋外展示。485系1500番台といえば、北海道向けの耐寒耐…
茨城県にある常磐線高萩駅から南へ徒歩10分程度の場所にある高萩市勤労青少年ホームで、SLキューロクの9667号機が静態保存されている。1915年(大正4年)9月3日に川崎造船所兵庫工場で生まれ、以降浜松→敦賀→糸魚川→富山と各地で活躍し、最後は青森へ転属、青…
6月10日は路面電車の日。6 10→ロテン→路電の語呂合わせで制定されたそう。由来は知らなかったが、毎年6月10日頃には都電でイベントが開催されていたので印象深い。コロナ禍でイベントは今年も中止。そんな記念日にちなんで都電荒川線荒川車庫で保存されてい…
東京さくらトラムこと都電荒川線の荒川車庫に行ってみた。荒川車庫は荒川線唯一の車両基地で、車両の保守整備が行われる。奥の車両留置場所には保存車が置いてあり、7000形の7022号車と6000形の6086号車が静態保存中。荒川車庫は西側がフェンスになっていて…
高輪築堤の出土が話題の高輪ゲートウェイ駅(以下高輪G)周辺。高輪G北側にあり、"提灯殺しのガード"として有名な高輪橋架道橋に行ってきた。高輪橋架道橋は、泉岳寺駅付近にあるJR線をくぐり東西を連絡する区道にかかっている橋のことだ。かつて使われていた…
昨日一昨日と更新が滞ってしまい失礼しました。本日もご覧頂きありがとうございます。HDDを漁っていると、少し前に話題になった都電の線路の写真を発見。保有したままというのもアレなので、ここに載せておこうと思う。御茶ノ水駅の水道橋寄りにかかる「お茶…