ここには新潟を走った車両が多く展示されていて、元新潟車両センター所属485系T18編成のクハ481-1508も保存されている。
北越のヘッドマークを掲げて屋根の下で屋外展示。
485系1500番台といえば、北海道向けの耐寒耐雪がされた形式として知られている。視認性向上のため、運転席上のライトが2灯に変更されているのが特徴的。
特にT18編成の先頭車クハ481-1508は北海道・九州とも入線歴がある車両で、電化区間の最北端・最南端へ到来実績もあるというのはよく知られた話だと思う。
青森所属で活躍したのち新潟へ転属。青森所属時代に上野駅発着列車を担当していたために、首都圏乗り入れに必須となるATS-Pを装備していた。また、車内減光にも対応していたため、波動用として夜行列車で首都圏やTDL臨、またムーンライトえちごの代走(通常はK編成が担当)に駆り出されることも。そんな活躍ののち2015年に引退、新津鉄道資料館に収蔵された。
保存展示から5年以上経過しているものの、屋根や資料館の整備のおかげで腐食なども見られない。塗装や床下まで完璧に磨き上げられた状態で収蔵されているわけではないためか、車庫で休んでいるだけかのような、現役時代に近くて程よいくたびれ具合を見せている。
何度も見た車両なのに、久々に観ると改めて惚れ惚れするかっこよさ。楽しませてもらいました。
残念ながらこの日は車内へ立ち入ることはできず。次回来たときは乗車もしたいですね。
今回はこの辺で。
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