8000系8010F 2015.3.26
2015年3月に、東京メトロ半蔵門線を走る8000系8110Fに「さよなら電機子チョッパ制御車」ラッピングが施された。8110Fは東京メトロで最後まで残ったチョッパ制御車だ。機器更新でVVVF制御に変わってしまうため、その引退を記念した企画だったようだ。
車体側面に張られたステッカー。
東京メトロ8000系は6000系・7000系の兄弟的な存在で、半蔵門線開業以来から走っている車両。40年程度まで使用する方針で作られており、全編成にB修工事(車体更新工事)が施工されている。B修では機器から内装まで大掛かりな改造を行っていて、VVVF化もその一環である。
東京メトロ半蔵門線には、新型車両18000系の導入が決まっている。2021~2022年に19編成導入される予定だ。8000系も全部で19編成在籍しているため、まるごと置き換えるものと思われる。
となると、8110Fが最後まで走るとしてもB修後7年程度で活躍を終えることになる。せっかく大掛かりな改造が施工されたのだから、末永く走ってくれることを期待したいが...新車導入のほうが省エネ等の面からすると効率がいいのかもしれない。
模型ではマイクロエース8000系が製品化済み。
人気があるようで、東京メトロタイプ、東京メトロタイプ改良品、営団の東西線乗り入れ時代の3種類で商品展開がされている。今回取り上げたチョッパ制御車ラッピングは製品化されていない。
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