ドイツのアウトバーンをドライブしてきた。
制限速度がない道路、それがドイツにあるアウトバーンである。
アウトバーンとは高速道路のことで、ドイツ国内に張り巡らされている。
ドイツに行くなら走らないで帰るわけには行かない!ということで、レンタカーを借りて走ってきた。
⚫︎マイプロフィール
・第1種普通自動車免許(限定なし)
・免許取得して4年くらい
・運転大好き、MT車の運転OK
・初海外&外国車乗ったことない
・ドイツ語全く知らない
こんな状況の筆者が、アウトバーンを走った体験談を綴っていく。
渡航前にできる手配は済ませよう。
まずは、国際運転免許の取得。
これはないと話にならない。免許センターで2350円で発行。ふらっと行って当日発行できた。簡単お手軽でイイ。
次に、レンタカーの手配。
これも日本で済ませるのが楽でイイ。どこの会社が良いとか知らないから、とりあえず有名なところ、Hartz(ハーツレンタカー)で予約。
借りられるクルマのラインナップを見ると、日本でも見かける輸入車ばかり。
Volvoとかワーゲン、フォード、変わり種はオペルくらいか。フランクフルト中央駅のお店に指定して、予約完了。
あとは、アウトバーン走った体験記のブログを読み漁って、心の準備(笑)。心配事は尽きないけど、やってみるっきゃねぇ。
当日。
初海外だった筆者。
渡航3日目でレンタカーを借りるのはさすがに暴挙過ぎたかもしれない。そんなことを感じながら、フランクフルト中央駅にあるレンタカーの店舗へ向かった。
お店はわかりやすい位置にあった。駅のメインで入り口入ってすぐのところだ。Googleマップも優秀なので、ここまではすんなりと。
お店は他のレンタカー会社と合同でやっている感じ。ハーツのスタッフは別のお客さん対応でここにはいないと言われ、30分くらい待つ。ワンオペ...?
さて、スタッフがやってきた。日本で印刷してきた予約内容表を見せたからか、スムーズに手続きが進む。
スタッフの方はみな話す前にGermany or English?って訊いてくれたので、拙いながらも意思疎通は図れたように思う。日本にはない感覚。
鍵を渡され、駐車場の地図そ見せられる。あ、自分で向かって乗って行って良いのね。
幸い、車が止めてある立体駐車場は駅の隣りで、泊まってたホテルの目の前のよう。入り口がわからず何周かしたけど、何とか駐車場ビルに入って古めかしいエレベーターで上層階へ。
そして対面したレンタカーがこちら。
お前かい!!
イタリアのメーカー、Fiatが作ったFiat500。仕様は、ハイブリッドモデルのMT車だ。
予想外のクルマにびっくり。ドイツにいるのにドイツ車じゃないんかい。
そんなわけで、可愛いフィアットちゃんとの旅がスタート。
クルマに乗り込む。
とりあえずクルマの勝手を調べるべく、手当たり次第いじってみる。
ナビの言語は英語にしたけど、英語でも困るのでスマホに頼った。
USBソケットがあったので、充電も可能だ。
運転方法や操作スイッチなどは日本車と同じ。考えたら当たり前なんだけど、異国の地では規格が一緒というのが嬉しい。安心するポイントなんだよね(笑)。
オープンモデルだから屋根も開けてみる。電動幌になっていて、スイッチ1つで開け閉めできた。
日産フィガロとかパオみたいな、スタイリングが良いとは言えないタイプのオープンカーだ。屋根開けるのって外国では普通で、日本ほど珍しいもの見たさな目で見られないのがイイ。
個人的に初めて乗ったイタリア車。遊び心が満載で、見ても乗ってもいじっても楽しい。クルマ大国ドイツで、イタリア車を体感する(笑)。
ひとり旅には充分で最適なクルマだ。同乗者はいないし、荷物も乗る、ハイブリッドだから燃費も多少はイイはず。
これから、ドイツの南端まで片道350kmほどのクルマ旅。2日間よろしくお願いします。
後編に続く...