JTBパブリッシングの前身"交通公社"が発行した時刻表のうち、創刊号や東海道新幹線の開業など、鉄道史に残る年ものを復刻する企画の第4弾。
第4弾は昭和43年10月のダイヤ改正、通称ヨンサントオの時刻表を復刻したものが発売された。
表紙カバーを取ると当時の表紙が現れる。
表紙から数ページはこの時刻表の見どころやポイントを記した巻頭付録、以降はすべて当時の時刻表のものという。
ヨンサントオの目玉、東北本線の東京~青森間の電化。これにより多くの列車が気動車から電車へ変更され、目的地までの所要時間が短縮。スピードアップや寝台特急の増発も行われ、鉄道史に残る有名なダイヤ改正となった。
時刻表マニア、時刻表オタクというのは、今の鉄オタの中にどれくらいいるのだろう。筆者はそのうちの1人なのだが、昔の時刻表を眺めるというのは実におもしろい。そもそも昔の時刻表なんてなかなか手に入りにくい代物。入手できただけでもラッキー。良い機会に恵まれました。
昔の時刻表を眺めて何をするかと言いますと、空想旅行に耽ったり、単に自分の見分を広めるために見たりするのです。今とは大きく異なる時刻表を興味深く眺めるもヨシ、今はもう現存しない路線のダイヤや駅名を見るもヨシ。自分がこの年に生まれてないとかそんなことはどうでもよく、とにかく楽しいものなのです。
オタクの自分には、しばらく引きこもれる1冊。素晴らしい企画をありがとうJTB。
今回はこの辺で。
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