・TOMIX 98306 185-200系 特急電車(踊り子・強化型スカート)セット
TOMIXからフルリニューアルで発売された185系。2019年の初回生産時は瞬く間に完売となり、2020年9月に再生産が行われた。
185系って模型にするとどうもイマイチだなぁと思っていたのだが、TOMIXのN情報室を見るとかなり出来が良さそう。しかし初回生産時に予約も購入もできなかったので、再生産でやっと入線に至った。
HG商品恒例のパッケージ。リアルな絵柄がかっこいい。
200番台は7両セットなので1ケースで収納。モーターは6号車に設定されている。
185系200番台は6両のOM03、B5、B6編成、7両のOM04、OM08、OM09編成が現存。両数的にはどちらも再現が可能。
インレタはOM04、OM08、OM09編成のものがそれぞれ3つずつ(側面用×2と予備1)用意されている。
また、他の編成も再現できるよう予備の車体番号も大量にセット。「クハ185-2」「モハ184-2」のように番台が百の位までのインレタと、数字のインレタを組み合わせて好みの車番が作れるようになっている。
顔の造形が大変素晴らしい...。TOMIX旧製品、KATO、マイクロエースとどれも正直微妙な顔つきだったが、この造形は文句の言いようがないと思う。
※こちらの記事では185系過去製品と並んでる写真があるので参照されたい。
ディティールの深さも良い感じ。
反対側の先頭車クハ185‐300。
信号炎管・ホイッスル・列車無線アンテナ・トイレタンク・スノープロウ・特急シンボルマーク・ジャンパ線(クハ185‐300のみ)等々、取り付けパーツが多い。取説通り取り付けたものの、ピンバイスが行方不明になったのでとりあえず列車無線アンテナ以外は取り付けた。
また、製品には方向幕シールが付属していない。別売とかオプション設定であるわけでもなく、これはどういうことなのだろう??LEDなら走行中は点かないからって言えるけど185系は違うからねぇ...後々発売があることに期待。
妻面。HG製品なのでボディマウントのTNカプラーが標準装備。
車体にはJRマークが印刷済み。
車内パーツは普通車は青、グリーン車は赤茶色となっている。
窓の感じは、窓周りの塗装とガラスパーツの塗装で再現。
パンタグラフ。PS16だかPS21だかそんな名前だった記憶が(曖昧)。相変わらずしっかりした造り。
クーラーと換気装置。詳しくないのでノーコメント笑。
床下。実車に忠実かどうかはわからないが、この塗装の感じは個人的にかなり高評価。
国鉄車両の検査明けにある真っ黒でピカピカな感じが出てて良いじゃん、と(笑)。
最後にヘッドマーク。
標準装備の「踊り子」に加え、「湘南ライナー」と「回送」が付属。これは斜めストライプのセット全てに共通しているよう。
今のところヘッドマークセットは出ていないが、いずれ製品化されるだろうか?
総評としては出来がとても良くて好評価。気になるのは取り付けパーツが多いことと方向幕シールがないことくらいだ。
特に200番台は顔を出す線区が多いことから様々な車種と共演できるので、1編成あるだけでいろいろ楽しめるだろう。
既に国鉄色が製品化済み、踊り子の湘南ブロック塗装もまもなく発売される予定で、今後のバリエーション展開も期待できそう。実車の引退も近いので、さよならセットもあるかもしれないですね。
今回はこの辺で。
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