今春はついに185系が踊り子号の定期運用から撤退する予定。ダイヤ改正前までは185系充当の臨時踊り子が設定されているものの、改正後の臨時列車は「あしかが大藤まつり号」「鎌倉あじさい号」のみの設定で、共に6両編成で運転される。
また、ムーンライトながらの廃止が公式に発表となったほか、常磐線の我孫子駅発着踊り子号の設定もなくなった。
今後は臨時列車で活躍を続けるが、それも2022年で終了する予定となっている。
3065M 185系A7編成 踊り子5号伊豆急下田行き
個人的なイメージだが、踊り子号といえば185系A編成の印象が強い。
0番台車両10両で構成されるA編成は、185系の基本編成であり、185系列では1編成で最も長い編成でもある。多くの路線に顔を出し幅広い活躍をする200番台と違い、0番台は新製配置で田町電車区に所属、以来東海道線を走り続けてきた。
2000年代に入ってからは湘南ブロック塗装に変更、2010年代に踊り子30周年を記念して2000年以前に観られた斜めストライプ塗装が復刻。現在もストライプ塗装のまま走っており、そのまま引退を迎える見込みだ。
個人的には特急踊り子の顔みたいな印象だったが、0番台は横軽対策や耐寒耐雪設備を持たないため東海道線内運用に限られてしまったとも言える。だが付属編成と連結した15両運転は在来線特急列車では最長で、走るシーンは圧巻。幕下にあるタイフォンが網目状になっているのも0番台ならではである。
9132M 185系A8編成 踊り子162号我孫子行き
そういえば我孫子踊り子にも充当されたことがあった。
我孫子踊り子も春の臨時列車では設定がなかった。ダイヤ改正後の修善寺行き臨時踊り子も設定がないので、E257系の改造が間に合わないことが影響しているのかも?と思ったり。
40年近くに渡る活躍お疲れさまでした。
今回はこの辺で。
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