JR四国のフリーパスを使って、鉄道で四国1周の旅に行ってきた。
ここでいう四国1周とは、JR四国のフリーパスで対応している範囲のこと。今回利用したのは四国DC満喫切符。フリーエリアはJR四国の全線と土佐くろしお鉄道の全線。有効期間である3日間をフルに使って、それら路線の完乗を目標に、四国1周の旅に出かけてきました。
●1日目
(徳島ー鳴門ー池谷ー高松ー児島ー高知ー阿波池田ー徳島ー阿波海南ー徳島)
四国入りする方法はいろいろあるけど、今回は夜行バスを利用。東京~徳島を結ぶ超豪華な観光バスとして知られるマイフローラ号をチョイスした。
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マイフローラ号の徳島駅前バス停の到着予定時刻は6:25。この日は東名高速道路の渋滞の影響で、20分ほど遅れて到着した。あらかじめ乗り換えに1時間の余裕をもっておいたのは正解〇。適当に朝食を済ませて徳島駅へ。
952D 鳴門行き普通列車 徳島7:30→鳴門8:09
1200形に乗車して鳴門線へ。鳴門駅まで揺られること40分。
鳴門駅に到着。これで鳴門線完乗。盲腸線の乗りつぶしは日程的に組み込むのがなかなか難しかったりするが、鳴門線は比較的短いのでOK。
957D 徳島行き普通列車 鳴門8:14→池谷8:31
四国が投入した新型気動車1500形に乗って、高徳線と鳴門線の分岐点、池谷駅へ。
初めて観たけど、他にないような特徴的な顔つきで印象に残る車両だ。徳島県を拠点に活躍中。
5006D 特急うずしお6号高松行き 池谷8:34→高松9:31
特急うずしおに乗って一気に高松へ。
四国DC満喫切符は、特急の自由席が乗り放題。とてもありがたい切符なのです。
3120M 快速マリンライナー20号岡山行き 高松9:52→児島10:23
マリンライナーに乗って、瀬戸大橋線完乗へ。
瀬戸大橋を渡って、JR西日本と四国の境界である本州 岡山県倉敷市にある児島駅へ。
児島駅での折り返し。
潮風が感じられる良い駅ですね~笑
35D 特急南風5号高知行き 児島10:26→高知12:29
46D 特急南風16号岡山行き 高知13:13→阿波池田14:24
南風で高知まで往復。土讃線を往復して完乗。
カーブが多い土讃線をかっ飛ばして高知まで。珍しく酔いました笑。
8452D 藍よしのがわトロッコ 阿波池田14:33→徳島16:58
徳島線を走る観光列車、藍よしのがわトロッコに乗って徳島へ。これは別記事で乗車記を綴る予定。
徳島駅に着くと、もう日没後で空は暗く。
駅に併設されている徳島運転所ではキハ47が留置中だった。
さて、今回の旅のネックでもあった、牟岐線完乗へ。
567D 普通列車阿波海南行き 徳島17:30→阿波海南19:46
写真は途中、牟岐駅での停車時間を使って撮影したもの。盲腸線である牟岐線には特急むろと号が運転されているが、上下線とも1日1本、しかも牟岐駅までの運転。
乗りたかったけど、乗った場合はその日のうちに阿波海南まで行くことができないので、あきらめて普通列車で約2時間ちょっと揺られることにした。
2時間の乗車でも、日没後なので車窓は真っ暗。信号や踏切の明かりのみが流れるばかりで、どんなところを走っているかもわからない笑。
今回の旅の目的は"乗りつぶし"にあるため、ここは次回訪問時に楽しもうと割り切って、終点阿波海南へ。
終点、阿波海南に到着。
ここはDMVが運転される阿佐海岸鉄道との乗換駅。だが訪問時はまだバスによる代行運転を行っていた。
乗りつぶし目的であることに加えて、「DMVの運転が始まったらまた来よう」と決めたこともあって、もはや密室となった小さな列車に往復4時間も揺られる覚悟を決めたのでした(笑。
4582D 普通列車徳島行き 阿波海南20:33→徳島22:46
阿波海南駅前は、コンビニと飲食店1件が営業しているのみだった。駅前の飲食店は地鶏がメインの居酒屋。徳島の地鶏"阿波尾鶏"をいただき、阿波海南駅の上り最終列車で徳島へ戻る。徳島駅前のホテルで1泊して、この日は終了。
トロッコからの普通列車は、お尻との戦い。途中で軽いストレッチなどの運動を挟まないと苦しい目に遭う。トロッコの硬い椅子に長時間座っていたのは失敗だった。
旅先で話した方々からは、何でたった3日で四国回るの?楽しいの?との疑問が投げかけられることが多かった。自分でもよくわからないけど、やることに意味があるしやってみると案外楽しいものなのです。
ぼーっと電車に乗って四国1周した、それだけでも良いじゃない。わかる人にだけわかれば良い、基本的には他人に理解を求めてないから良いんだけどね笑。
つづく......
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