FDAという航空会社を使った。せっかくなので搭乗レビューしてみたい。
FDAことフジドリームエアラインズ。名古屋を拠点に地方間を結ぶ路線を展開する航空会社だ。誤解されがちだけど、LCC(ローコストキャリア)ではなく、ANAやJAL同様のFSC(フルサービスキャリア)である。
東京では馴染みはあまりないけど、某ランキングで満足度ナンバーワンを達成したというスゴイ航空会社らしい。
なるほど、では検証です笑。
フジドリームエアラインズの飛行機は、とてもカラフル。各機ごとに色が違い、現在機色が活躍しているとのこと。
今回搭乗したのは、高松-名古屋線。この日の担当機はオレンジ。
個人的に初のエンブラエル機搭乗となる。
機内。
小型機らしくミニマムな感じ。だけど小型機にしては座席が大きく、DHC-8とかよりも広く感じられる。
配置は2+2で、席種はエコノミーのみ。あまり長い時間飛ばないから、充分だろう。
座席。
海外の短距離路線で見かけるような革張りシート。座り心地はむっちりした感じだが、足元は狭い。
シートピッチは790mmだそうで、特急列車で考えれば狭いけど、こういった小型ジェットの基準ではわからない。広い方に入るそうだけど。
リクライニングが効かせて補えるし、そう長くない路線の搭乗なので、座席間隔に特に問題は感じなかった。
ヘッドレストカバー裏には広告が。こういうのは飛行機じゃなかなか見かけないような。
窓。大きく、綺麗に手入れされているよう。
読書灯はあるが、USBポートなど充電設備はない。
離陸後、しばらくしてベルトサインが消えた時、CAさんが機内食を振る舞ってくれた。
紙パックのお茶とチョコレート。早朝便ではチョコではなくパンが配られることになっている。
ANA・JAL同様のFSC(フルサービスキャリア)でありながらLCC並みの価格を実現するFDAだけど、機内食が全員に出るサービスとは驚いた。
この日は天候もよく、スムーズな離着陸でフライトは快適だった。降り立った県営名古屋空港はFDAの拠点である地、名古屋市街地へのアクセスも悪くない。地方に住む方や、僕のような地方移動が多い旅行者には手軽に利用しやすい航空会社だと思う。
搭乗に携わるスタッフのサービスなどについては、ネットでは賛否があるよう。フルサービスキャリアの航空会社とは空気感が少し異なるかもしれない。ある種の親しみやすさのようなもので、個人的には肯定的に捉えられた。
搭乗人数の少ないフライトで、CAさんと少し談笑、飛行機のカードもいただいた。
CAさん「ぜひ全色コンプリート目指してください」。飛行機は全部で16色ある。あと15色、頑張ろうかな笑。
今回はこの辺で。