報道によれば、車体側面に取り付けたカメラで監視できる状態にすることで、ワンマン化を図るというもの。これはE531系3000番台等に既に取り付けがされているため、一定の成果が出ているのだろう。都心と郊外では乗客数や車両の両数に違いがあるため、その点は改善されていくと思う。
導入される車両については、新車と出ているだけでE235系とはっきり記されているわけではないが、近年導入が進んでいて形式的にも派生型があり得るE235系が濃厚だと言われている。投入開始予定は2024年度。2007年から投入が始まったE233系1000番台は、13年程度京浜東北線で活躍したことになるだろう。
現行の京浜東北線車両であるE233系1000番台。
このニュースが出る数日前、房総地区にもE233系の投入予定が発表になっている。開始は同じく2024年度だ。かつて京浜東北線で走っていた209系のように、房総地区向けの改造・組み換えを行って投入するものと考えられる。
房総地区にはE131系の投入が決まっているが、すべての209系運用を置き換える予定ではないため注目が集まっていた。E131系で埋められない部分をE233系で埋めることになるのだろう。
JR東日本の顔として走る山手線には、比較的短い周期で新車が投入される。その山手線と並走する京浜東北線にも新車を投入したいという意向があるのかもしれない。がしかし、山手線のE231系500番台が約18年の活躍だったところを見ると、置き換えにはいささか早すぎるように思う。
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