大船発着の特急草津や日光等、UTL開業の頃から走り続けている特急列車もあり、その1つに常磐線我孫子駅を発着する踊り子号が挙げられる。
2015年から走り続けている我孫子発着踊り子号は、常磐線の我孫子駅から常磐線、上野東京ライン、東海道線を経由して伊豆急下田まで直通する臨時の特急列車。常磐線内の停車駅は我孫子、柏、松戸、北千住、上野と多めに設定されていて、利用客が多い駅で乗降を可能にすることで乗車率の向上を図っているものと思われる。
10両編成で松戸駅へ入線する我孫子踊り子こと踊り子162号。
主に土休日や大型連休に走っていて、土日2日間かけて1往復する(1日目往路&2日目復路)とする運転やその日のうちに1往復する運転が設定される。7両のOM編成が担当するのが基本だが、繁忙期等は10両のA編成も充当される。
運転開始当時は185系の塗装が変更されている頃で、その頃に見られたEXPRESS塗装などが運転を担当したこともあった。今は185系のすべての編成が斜め帯のストライプ塗装となっている。
さて、踊り子号に就いている185系は、E257系2000番台・2500番台とE261系の登場により、今後淘汰される予定になっている。
常磐線踊り子は一定の人気があるらしく、あまり間をあけずに週末・休日に運転されている。そのため185系の引退を機に、列車自体の運転を取りやめるといった事には発展しないだろうと思える。
251系が築いたワンランク上のサービス路線をE261系が継いでいるため、185系のポジションはE257系ということになる。コロナ禍で予測がつかないものの、予定では来春のダイヤ改正で踊り子用E257系はすべて出揃う計画であるため、185系による踊り子・185系の常磐線踊り子はまもなく終焉を迎えることになりそうだ。
UTL開業当時は251系の入線を少し期待したものだが、叶うことはなく。編成数と運用的に考えれば難しいのは目に見えていたのだが(笑)。
踊り子号のニューフェイスE257系2000番台は、既に常磐線への初入線を終えているようなので、代替わりも近いのだろう。撮影記録はお早めに...。
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