れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【最後の駅立ち売り】山形線峠駅 峠の力餅

かつては様々な駅でお弁当の駅立ち売りがあったけど、現在は立ち売りを定期で行うのは日本で1つだけ。
山形線の峠駅。
ここは駅での立ち売りが行われている駅として知られる。毎日ホームに人が立ち、美味しい「力餅」を売ってくれる。

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峠駅に止まる列車は少ない。上下線とも1日6本ずつ、普通列車のみが停車する。うち上り下りそれぞれ3本ずつの列車に対し、駅立ち売りは行われる。

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お店の方のご厚意で撮らせてもらった。

峠駅前に店を構える"峠の茶屋"さんが「峠の力餅」の製造・販売を手掛けており、販売員の方はこの箱に商品を詰めて立ち売りを行う。塗装の剥がれ具合や字体に歴史が感じられる。


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ちからーもちーとコールしながらわずかな停車時間を使って売り歩く。静かなシェルター駅に電車のモーター音とちからもちの声が響く、峠駅ならではの光景。


最後に、力餅とは何ぞやというお話。

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名前は力餅のこの商品、中身は見た目大福、食感は団子と餅を合わせたようなもの。何かに分類するというよりは、これこそが力餅なのだ。
短い時間での販売のためか、1つ1000円というわかりやすくお手頃なお値段。また、肝心のお味はわざわざ買いに行きたくなるほどの美味しさ。これのためにわざわざ普通列車に乗る価値はあると思う。

ぜひ継続してもらいたいですね。



今回はこの辺で。


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