れいるのおと

旅、鉄道、飛行機、ひとり言。あれこれかじって語りたいだけのブログ。

【過去画】701系 仙台転属配給で上京

701系の日ということで、701系配給列車の写真でも貼ってみる。

IMG_8398
EF81-95牽引+マニ50-2186(ゆうマニ)+701系F2-105編成

配給列車とは、自社管内での車両を機関車牽引によって輸送する列車のこと。もちろん非営業列車で、自社管内の線路を機関車牽引によって回送される。
写真の列車は、701系秋田車が仙台へ転属するための配給輸送。経路は秋田-新津-高崎-大宮-田端操-馬橋-南流山-武蔵浦和-大宮-宇都宮-仙台だった。青森周りでは第三セクターの私鉄を挟むし、唯一奥羽山脈を越える在来線である奥羽本線は、非電化区間であり勾配やカーブがキツイために通常経路には含まれない。結果、首都圏から遠く離れた地へ輸送するために、首都圏を経由せざるを得ないということになる。理由を知ればなんでもないことだけど、
701系を都内で見られるなんて...と、初めて知った時は大変衝撃を受けたものだった。


単独で自走しないのは、各路線でその車両に対応していないことから。信号方式や制御システム、その路線での乗務員訓練など全ての準備が整っていないと自走できない。ゆえに配給輸送は、廃止しようにも難しいと言われている。

以前は検査目的で485系青森車やE751系の郡山行き配給列車がよく走っていて、首都圏でも東北の車両たちをしばしば見られた。だが、秋田の車を郡山で検査するのは非効率で回送が面倒。秋田であれば自走で検査に向かえるため2016年頃に変更された。こうした検査場所の変更などが続き、いつのまにか首都圏を経由するロングラン配給列車はほとんど見られなくなってしまった。今では逆に、旧青森車両センターに改造センターができたため、首都圏の通勤型車両などが東北へ配給されることの方が多くなっている。


非営業列車にも年を重ねるごとに変化がある。営業車ではないため、予告なく経路変更が行われたりして、もう二度見られない!なんてことも多かったりする。
だから記録は大事!なんだけど、最近は興味のない列車はスルーしがち笑。好きな車両を写真に収めるより、珍しいという理由だけで狙うのもどうかなと意識が変わってきた。今後もマイペースに楽しんでいけたら良いなあ。




今回はこの辺で。


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