E257系0番台は2001年に登場した中央線用特急車両で、E653系やE751系を継いだ車体だが通勤型車両のような四角い形が特徴。近年は踊り子への転用や波動用としての活躍もあり、車両の動きが多くなっている。
調べたところ、2009年と2014年(?)にKATOが0番台を製品化。ベストセレクション品だったが、あまり出回っていなかった印象がある。
2016年には強化スカートタイプも発売され、引退前の2019年にも再販。旧スカートタイプは絶版となった。
品番10-433+10-434。品番から発売時期が何年も前であることが推察できる。
強化スカートは2010年頃に行われている。当形式だけではなく多くの形式で行われたので、模型を手にするならココがポイントになっていたりする。
旧スカート派の筆者は、探しまくって旧スカートタイプを購入。中古で状態も良くラッキーだった。どうやらASSYで強化スカート化できるようで...旧スカートタイプでも強化スカート交換して中古売り出ししているものが多くて入手が大変だった。
E257系はフル編成11両で3つの顔がある。非貫通タイプと貫通タイプ、簡易運転台タイプだ。
非貫通タイプはダミーカプラー、貫通顔にはカプラーカバー、簡易運転台はライト非点灯になっている。
セット構成は基本7両+増結4両。実車は9両+2両なので、どうしてそんな売り方...とも思うが、逆に増結が2両セットで売られたら購入者が減りそうな感じがするので、そういう背景があるのかなと。
非貫通顔のライト点灯時。
非貫通タイプのライト点灯時。
古い設計ながら造形が良く印刷も綺麗で、模型映えする車両だと思う。
しかし設計が古く電球タイプなので、走行時はライト点灯が見えにくいデメリットがある。ライトのLED化をしたほうが良さそうだ。調べてみると、個人でLED化パーツを作って売っている方もいらっしゃるようなので、LED化はしやすいだろう。
E257系の特徴の1つが、半室グリーン車。
純正の室内灯を組み込むとはっきり区別できないため、グランライトを使用した。
半室グリーンのため中央に配置された扉が特徴的なサハ。ホームドア取り付けの観点からいえば、今後この配置の車両は見られないのかもしれない。
室内灯の取り付けについてはこちらの記事を参照していただきたい。
E257系はシンプルながらかっこ良いデザインでお気に入りの車両の1つだ。旧スカートタイプの再販やASSYの発売等も見込めそうもないので、大切に走らせていきたいですね。
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