JR北海道でよくみられるこの特殊な号車番号だ。
増21号車というと、急行はまなすが思い出される。写真もはまなす号のもの。
繁忙期の急行はまなすにしばしば増結され、1号車と2号車の間に組み込まれた増21号車。1と2の間にあって12号車じゃ紛らわしい、だから21号車。正確な由来については不明だけど、どうやらこの解釈で正しいらしい。
はまなす号の廃止後も、この増21号車が連結されているのをごく稀に見かけることがある。列車は特急宗谷や特急オホーツクなど。その場合、1号車の2号車側じゃない方に連結される車両が、増結21号車・22号車のように名乗っていて、はまなすのそれとは若干違う。
その位置なら増1号車とかで良いような気もするけど、これまでの流れを継いでかシステム上の理由か。いずれにしろ21号車がたびたび表れているのは確かだ。はまなすの変態編成が懐かしく、その名残が今でも見られるのは嬉しい。
不定期かつ滅多に連結されず見る機会がとても少ないのが残念だが...。こういうのが魅力の1つだと思う。
今回はこの辺で。
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