れいるのおと

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283系くろしお号 普通車&ラウンジに乗る!

オーシャンアローこと283系 特急くろしお号の普通車に乗車した。

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283系は新時代のリゾート特急として1996年に登場、特急くろしお号として活躍を続ける形式だ。かつての列車名にもなっていた車両愛称は"オーシャンアロー"。車種豊富なくろしお号形式の中でも、最古参ながら異彩を放ち続ける、紀勢本線の看板特急であります。

 

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そんなリゾート特急の普通車車内がこちら。奇数号車は青、偶数号車は紫の色の座席が並んでいる。
車両外観と同じく爽やかテイストでまとめられたインテリア。96年の車両ということで装備の古さは否めず、派手やかさはない。それでも窓が大きいのは正義。解放感があって心地よく、晴れの日の海沿いで乗りたい列車と言いたい。

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座席はかなり簡素な印象を受けた。背もたれの厚みが一般的な特急車に比べて薄いからだろう。


座り心地は、良くなくも悪くないと言ったところ。全区間乗ると乗車は約4時間。座りっぱなしだと少しキツい。
装備品はテーブルとドリンクホルダー、マガジンポケットと普通なのだが、デザインのせいかかなりさっぱりしているように見える。すっきり身軽で軽快、そんな車両のイメージに沿っているのかもしれない(?)


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オーシャンアローの名物といえば、先頭車グリーン車の全面展望。では普通車での名物はというと、4号車のラウンジがある。

 

ラウンジでは、1人用椅子が4つ、2人掛け長椅子タイプが2つずつの計8人分の座席を用意。
椅子は海側に向けて配置。普通の座席に飽きたなら、または車窓を思いっきり楽しむのなら利用しない手はないだろう。海沿いを走る特急らしいサービスですね。海が見える区間、特に白浜~新宮間は海が近く、素晴らしい展望を楽しめるのでオススメしたい。



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ちなみに現在、283系が白浜より先に行く下り列車を担当するのは、くろしお17号のみ。白浜発17:43発~新宮19:28着のこの列車、ちょうど日没の時間と被る。
天気・季節が合えば、夕焼けの海を眺めながらの乗車旅が楽しめるはずだ。筆者は写真の通り、曇天&乗車時期を間違えたため、ビミョーな海を眺めながらの乗車となりましたとさ(笑)。

 

 

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今回はこの辺で。