♢車内データ(2024年現在)
座席:2+2配置
シートピッチ:970mm
快適装備:リクライニング
テーブル:座面裏にあり
コンセント:無
車内販売:有
1994年登場、現役で最も古いのがE217系のグリーン車だ。
といっても、座席は2006年の更新で改められた座席。雰囲気や車内はそのままだが、登場時のモノとは椅子と色味が異なっている。
車内は、2階席はブルーの座席、1階と平屋部分はパープルを基調としたデザインだ。
インテリアで特徴的なのは、2階席の通路と座席の段差がないこと、そして平屋部分の扉が木目調の手動ドアな点だろうか。E217系以降の車両、E231系やE531系のグリーン車にはない特徴、個性になっている。
座った感触は、硬めなんだけど嫌悪感はなく、いつまでも座っていられる心地よさがある。E217系は他のグリーン車両に比べると、若干座面が柔らかめかな。
揺れなどは少なく、乗り心地は静かで快適。古さも感じられるけど、所々が更新されているからか他形式のグリーン車両と比べても遜色はない。
車内の照明が少し暗い(LEDではない)
窓にスモーク
座席の色が重め
なせいか、ちょっとした高級感、重厚感すら感じられる車内。明るくスマートでスタイリッシュなテイスト違って、これはこれで好きです(笑)。
「特急ほどじゃないけど普通車よりは確実にグレードが上」という絶妙なところを突いてくる普通車グリーン座席。
その始まりは、211系や415系で実験した2階建て車両だ。量産して組み込んだのがこのE217系であり、今のE231系やE531系に連結されるそれの基本は、このE217系が確立したと言って良い。
今の車両と乗り比べてみると、グリーン車進化の過程を感じられたりもする。なかなかおもしろい乗車となりました。
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